なかなか収入の上がらない時代、貯金を増やすこともままならず、将来が怖い…
貯金ができないから、気軽に車を持つこともできないし、結婚にも踏み切れない。
こんな経済的な不安を持っている若い世代の人、めちゃくちゃ多いんじゃないでしょうか。
[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]将来のために、上手に貯金を増やす方法無いかな…?[/chat]そんな不安を持つ人に、今日から始められる貯金を増やす方法を紹介したいと思います。
この記事で紹介する貯金を増やす方法は、いわゆる財テク的な節約方法などではありません。
貯金を増やす本質的な方法です。(ファイナンシャルプランナーとして声を大にして伝えたい方法です!)
今回紹介する5つの方法は、継続的に貯金を増やせる方法ばかりなので、貯金が無くて将来が不安という人は是非読んでみてくださいね。
1:先取り貯蓄を始めよう
貯金を増やす1番の方法は先取り貯蓄です。
先取り貯蓄は簡単に言うと、
給与をもらったら貯金用の口座に振り込む
という事ですね。
大切なポイントは、生活費を扱う口座と貯金用の口座を完全に分ける事。
生活費を扱う口座と貯金用口座が一緒になっていると、つい管理が疎かになって思うように貯金ができない!という人が多いんです。
貯金用の口座を作っておくだけで、決まった金額が自動的に貯金できますし、生活費を扱う口座と完全に別れているので、いつの間にか使ってしまった!という事態も防ぐことができます。
先取り貯蓄は収入の2割がオススメ
先取り貯蓄する金額は給与の2割がバランスが良くてオススメです。
例えば給与が30万円であれば、
- 貯金用口座:6万円
- 生活用口座:24万円
という感じです。
なぜ2割かと言うと、無理して切り詰めなくても実現可能な金額なので、これから先取り貯蓄を始める人は、給与の2割を貯金に回してみましょう。
※先取り貯蓄については、関連記事でも詳しく紹介しています。
https://eastgate12.com/shourai-fuan-kaishou-chochiku-20180404
先取り貯蓄は早く始めれば始めるほど、将来の不安を無くす事ができます。
まだ先取り貯蓄してない人は、すぐにでも貯金用口座を作って、今月の給与から先取り貯蓄をスタートしてみましょう!
2:固定費を見直そう
貯金を増やす為に、先取り貯蓄の次に大切になるのが固定費の見直しです。
固定費というのは、
- 家賃
- 光熱費
- 通信費
などの、何もしなくても毎月発生する費用の事です。
貯金を増やそう!と考えると、食費を抑えたり無駄遣いをしないよう気をつけたり、節約ばかりに目が行く人が多いです。
しかし、細々した生活費を見直すより、毎月出ていく固定費を見直した方が効果は高いです。
例えば、固定費を月1万円減らす事ができれば、自動的に年間で12万円貯金できる訳です。
貯金を増やす為に、毎月の支払の中でムダな物はないか?金額を抑えられる物はないか?チェックしてみましょう。
※固定費については関連記事でも詳しく紹介しています。
3:変動費を見直す為に家計簿をつけよう
先取り貯蓄、固定費の見直しが終わったら次に手を付けたいのが変動費です。
変動費というのは、食費だったり飲み会に行くお金だったり、趣味に使ったりするお金の事ですね。
毎月の変動費を抑えられれば、貯金は自然と増える訳です。
ただ、やみくもに節約してもストレスになってしまって上手くいかない人も多いです。
変動費を上手に抑えるコツは、家計簿をつけて戦略を立てるのがポイントです。
まずは簡単な袋分け家計簿から始めよう
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]えー、家計簿!めんどくさいなあ…[/chat]という反応になる人も多いと思いますが、貯金を増やす為です。
始めて家計簿を始める、以前に家計簿をつけようとしたけど挫折した!という人は、簡単にできる袋分け家計簿から始めてみましょう。
袋分け家計簿とは、「食費」「飲み会代」「趣味」「服・化粧品」みたいな感じで、項目ごとに袋に分けて管理します。
使う金額をそれぞれの袋に入れておいて、残った金額を見れば月にいくら使ったか把握できる、という寸法ですね。
「どの項目で出費が多いか」などの傾向をザックリつかむのに適しているので、貯金を増やしたい人は是非チャレンジしましょう。
※袋分け家計簿のやり方は別記事で詳しく紹介しています。
先取り貯蓄、固定費見直しの方が優先度は高い
貯金を増やそうと考えると、変動費に目が行く人が本当に多いです。
貯金を増やすのであれば、変動費の見直しよりも、
- 先取り貯蓄
- 固定費の見直し
この2つの方が間違いなく効果が高いですよ。
この2つに取り組んでから変動費を見直すようにしましょう。
4:副業を始めてみよう
ここまで紹介してきたのは、今の収入で貯金を増やすための方法でした。
貯金を増やすためには出費を減らすのももちろん大切です。ですが、それと同じくらい収入を増やす努力をするのも大事です。
とは言え、会社の給料はなかなか上がらない時代。
[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]給料上がっても雀の涙で、社会保険なんかの料率が上がるから手取りはほぼ変わらないし…[/chat]そんな人は、ぜひ副業する事を考えてみましょう。
最近は副業で仕事できる案件が非常に増えていて、
- ITエンジニア
- webデザイナー、ディレクター
- イラストレーター
などなど、スキルが必要な案件が多くなっている印象です。
本業で何かスキルのある人は、これを機会に副業を始めることを真剣に考えてみましょう。
副業の探し方は?
現代の忙しいサラリーマンが自分で副業の仕事を一から探すのは無理があります。
なので、最近増えているマッチングサービスを利用しましょう。
マッチングサービスとは、需要のある副業の仕事を紹介してくれるサービス。
自分で興味のある案件を探すクラウドソーシング系のサービスから、転職エージェントの副業版のようなマッチングサービスもあります。
詳しい探し方は関連記事で紹介しているので、副業に興味のある人は是非読んでみてください。
5:転職を視野に入れてみよう
収入を増やす為には、今の会社から転職するのも有効な方法です。
最近になってニーズが高まっている職種は多く、スキルのある人材は転職する事で今の会社よりも高給を取ることも珍しくなくなっています。
特にITエンジニアなどは引く手数多で、人材が不足しているので、給与が上がるケースも多いですね。
私の友人の話ですが、副業で仕事していたクライアントから誘われて正社員になったのですが、収入が1.5倍になったそうです。
このように転職する事で収入が増えて、余裕を持って貯金できるようになるケースもあります。
今の収入が少なくて貯金が増えない人は、思い切って転職を考えるのもアリですよ。
転職エージェントの利用がオススメ
収入が少ない、という理由で転職を考える人は、仕事をしながら転職先を探す人がほとんどだと思います。
仕事しながら転職活動するのであれば、転職エージェントを使いましょう。
転職エージェントを使えば、履歴書・職務経歴書の手続きや、面接までの段取りなど全て行ってくれるので、転職時の負担がかなり軽くなります。
一人で転職活動するよりも間違いなく効率が良いので、貯金を増やす為に転職もアリかな、と思う人は転職エージェントを利用してみましょう。
他にも、IT業界に特化したエージェントなどもあります。
自分に合いそうなエージェントサービスを利用してみましょう。
・個人的にはリクルートエージェントがオススメ
私は以前転職活動した時、リクルートエージェントのお世話になりました。
対応がとても丁寧で、安心して転職活動ができたので、こだわりがなければリクルートエージェントをオススメしますよ。
リクルートエージェントの面談に行った時の体験を記事にしてるので、気になる人はチェックしてみてください。
・関連記事
若い内にスキルを磨いておこう
今すぐ転職を考えていない人も、20代・30代の人は若い内にスキルを磨いておく事をオススメします。
目的意識を持ってスキルを磨いておく事で、将来的により条件の良い会社に入って、貯金をガンガン増やせるようになる可能性があるからです。
特にIT関連など、専門的なスキルが必要になる職種であれば、
- 将来的に需要が増えそうなスキルをチェック
- 仕事しながらスキルを磨く。勉強する。
こんな風に意識して数年勉強するだけでも、転職市場での価値が上がります。
貯金を増やして余裕のある生活を送る為に、若い内にスキルを磨いておきましょう。
資産運用は貯金ができるようになってから
[chat face=”suitw2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]貯金を増やすために投資信託のような資産運用を始めたほうがいいんでしょうか?[/chat]という相談をよく受けるのですが、資産運用は余りオススメできません。
というのも、資産運用はある程度まとまった金額でないと、効果がほとんどありません。
貯金が無い、貯金がなかなか増えない状況で、なけなしのお金で資産運用をしても、貯金を増やすことはできません。
それなら今の収入の中で上手にやり繰りする方法を身に着けたり、副業を始める方がよっぽど効果的です。
資産運用は、しっかり貯金ができるようになって、まとまったお金を動かせるようになってから、改めて考えましょう。
まとめ
貯金を増やす今日から始める5つの方法
- 先取り貯蓄を始めよう
- 固定費を見直そう
- 家計簿をつけて変動費を抑えよう
- 副業を始めてみよう
- 転職を考えてみよう
資産運用は貯金がしっかりできるようになってから
以上です。
なかなか収入が増えなくて厳しい時代ですが、少しずつでも貯金が増やせるように行動していきましょうね!