貴方はちゃんと貯金できていますか?
給料をもらった時に何割か自動的にしっかり貯金している人もいれば、生活費で余った分をしっかり貯金してる、という人がほとんどだと思います。
しかし、ついつい無駄遣いしちゃって全然貯金できてない!という人もいるんじゃないでしょうか。
なんとなく寄ったデパートでロクに着ない服を買っちゃったり…
仕事帰りについコンビニで甘い物買っちゃったり…
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]将来に備えて貯金しないといけないのはわかってるんだけど、無駄遣いやめられない…なんとかしたい…[/chat]こんな悩みを持っている人も多いと思います。
今回は、そんな無駄遣いをやめて貯金を増やす習慣を身につける為に、
- 無駄遣いをやめて貯金が増える具体的な行動
- 無駄遣いしやすい時間に注意しよう
- 無駄遣いをやめるメンタルの鍛え方
この3つのテクニックを紹介します。
この3つは家計相談を受けた時に実際に行っているアドバイスなのですが、これまで余り貯金できなかった人も少しずつ貯金できるようになっています。
無駄遣いがやめられない…貯金が増えない…と悩んでいる人はぜひ実践してみてくださいね。
1:無駄遣いをやめて貯金が増える具体的な行動
まずは無駄遣いをやめて貯金を増やすのに効果的な方法を2つ紹介します。
書籍やネットで貯金を増やす情報ってゴマンとありますが、無駄遣いをやめる為の本質的な方法はこの2つです。
- 先取り貯蓄を始める
- 家計簿を始める
この2つを継続して行うだけで、自然と無駄遣いは減っていきます。
まだ始めていない人は、是非この2つに取り組んでみましょう。
先取り貯蓄=給与から自動的に貯金する
先取り貯蓄とは、給与から自動的に貯金用の口座に一定額を貯金する事を言います。
先取り貯蓄で給与が入った時点で一定額貯金しておく事で、それだけは確実に貯金ができる訳です。
先取り貯蓄した分、使えるお金が減るので自然と無駄遣いを減らす事ができる訳ですね。
先取り貯蓄をする時は、給与の振込先を生活費の預金口座と貯金用の預金口座に完全に分けておくのがポイントです。
この先取り貯蓄は無駄遣いをやめるのは非常に効果的な方法なので、まだやっていない人はすぐにでも取り入れましょう。
先取り貯蓄についてのポイントは別記事で詳しく紹介しているので、併せて読んでみてくださいね。
https://eastgate12.com/shourai-fuan-kaishou-chochiku-20180404
家計簿をつけると、どこで無駄遣いしてるかわかる
無駄遣いをやめる為には、どこで無駄遣いしてるかをはっきりさせる必要があります。
私の若い頃の話なんですが、コーヒーが好きなもので良くスタバやドトール行ってたんですね。
暑い時期って、スタバのフラペチーノとか飲みたくなるじゃないですか。
余り意識せずにほいほい買ってたんですが、ある日レシートを集計してみると、一月でコーヒー代に7,000円くらい使ってたんですね。
[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]これはちょっと…さすがに使いすぎでは…[/chat]と無駄遣いを自覚できたので、コーヒーを買うのは月に2回までと制限した過去があったりします。
こんな風に家計簿をつけると、どこで無駄遣いしてるかが良くわかるんですね。
無駄遣いって、自分の知らない内にやっちゃってる事が多いので、ぜひこれを機会に家計簿を始めてみてください。
※家計簿のつけ方やポイントは別記事で詳しく紹介しています。
https://eastgate12.com/shourai-fuan-kakei-kanri-20180405
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]家計簿やった方がいいのはわかるけど、面倒で続かないんです…[/chat]
という人、多いと思います。
家計簿を続けられるコツなんかも、上の記事で合わせて紹介してます。過去に挫折した経験がある人もぜひ読んでみてください。
2:無駄遣いしやすい時間に注意しよう
無駄遣いを減らす為の具体的な方法、「先取り貯蓄」「家計簿をつける」の2つを紹介しました。
この2つに取り組むだけでも無駄使いは減らせますが、実は「無駄遣いをしやすい時間帯」というのがあったりします。
この時間につい無駄遣いをしてしまって、貯金が増えないというケースにハマっている人は多いので、無駄遣いをやめたい人は注意しましょう。
疲れている夜は無駄遣いしやすい悪魔の時間
一日仕事をして疲れている夜は、無駄遣いしやすい悪魔の時間です。
わかりやすいように、具体的な例を挙げてみますね。
貴方の仕事帰りのシーンを想像してみてください。
一生懸命仕事して、クタクタに疲れて、混んだ電車に揺られて最寄り駅に着いたシーンです。
貴方は家路に向かう途中、駅前のあるお店の前を通ります。
そう、いつもお客さんで賑わっているケーキ屋です。
ケーキ屋のウィンドウにはフルーツをたくさん使ったタルトや、チーズケーキ、名物のシュークリームが並んでいます。
仕事で疲れて脳が糖分を欲している貴方はふらーっとお店に吸い寄せられてしまい、ケーキを買ってしまう…
こんな経験した事ある人、多いんじゃないでしょうか。
例としてケーキ屋を挙げましたが、コンビニかもしれませんし、もしかしたらパチンコやゲームセンターかもしれません。
脳が疲れていると、誘惑に対する自制心が弱くなってしまう事が研究でわかっています。
なので、仕事終わりの夜はつい無駄遣いしてしまう事が多くなってしまうんですね。
無駄遣いをやめるには誘惑に触れないように行動
仕事帰りの誘惑で頻繁に無駄遣いしてしまう人は、誘惑に触れないように行動しましょう。
脳が疲れている夜に誘惑に抵抗するのは、意思の力だけでは難しかったりします。
さっきの例のケーキ屋の場合だと、帰るルートを変えたりしてお店が目に入らないようにするのが効果的です。
誘惑が目の前に来ると抵抗しにくくなりますからね。
家に帰るルートを変えれない!という人は、音楽を聞いたり意識を違う所に向けながら歩くと、誘惑に惑わされにくくなりますよ。
無駄使いをやめるメンタルの鍛え方
[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]無駄遣いやめなきゃ…と思っても、つい無駄遣いしちゃう。意思が弱いのがツライ…なんとかしないとなあ…[/chat]もしかしたら貴方は、自分は意思が弱い!と思い悩んでいるかもしれません。
ですが、意思が強い人って実はほとんどいません。そもそも人間の意思力ってそんなに強くないです。
人間には理性がありますが動物でもあるので、脳に刷り込まれた本能に意思の力で抗う事は難しいです。
無駄遣いやめなきゃ!と思っていても、いざ誘惑が目の前にやってくると、ついふらーっと財布の紐を緩めて無駄遣いしちゃう、という訳です。
これを防ぐには、先ほど紹介したように、誘惑に触れないように行動するのが効果的です。
でも、日常生活してると無駄遣いの誘惑なんてそこら中にありますよね。誘惑全てをシャットアウトする、なんて事は不可能です。
その無駄遣いの誘惑に抵抗できるように、メンタルを鍛える事も考えてみましょう。
瞑想を習慣化して前頭葉を鍛えよう
誘惑に抗う為の自制心は前頭葉という部分が司っています。
瞑想と言えばスピリチュアルな感があって、怪しげなイメージを受けるかもしれませんが、瞑想を習慣化すると前頭葉が鍛えられます。
集中力がアップしたり、無駄遣いが減る事がハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などの研究でわかっています。
前頭葉が鍛えられる事で自制心が高まって、無駄遣いを減らすことが出来る訳ですね。
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]意思が弱いの、ホントなんとかしたい…[/chat]と思い悩んでいる人は、1日10分程度でも効果が期待できるので、これを機会に瞑想を始めてみてはどうでしょうか。
※瞑想の具体的な効果・やり方・注意点など別記事で詳しく紹介しています。
まとめ
無駄遣いを減らして貯金を増やす3つの方法
1:具体的に貯金が増える行動をする
- 先取り貯蓄を始めよう(無駄遣いする前に貯金する)
- 家計簿を始めよう(どこで無駄遣いしてるかわかる)
2:無駄遣いしやすい時間に注意する
- 脳が疲れている夜は誘惑に負けて無駄遣いしやすい
- 無駄遣いしそうな誘惑に触れないようにする
3:無駄遣いをやめるメンタルの鍛え方
- 無駄遣いしない為に自制心を高めよう
- 瞑想を習慣化して自制心を司る前頭葉を鍛えよう
無駄遣いをやめて貯金を増やす方法を紹介しました。
「行動面」「環境面」「心理面」3つの視点から見た解決法になっています。
まずは、やってみてもいいかなと思える方法を試してみてもらえればと思います。
無駄遣いをやめて貯金を増やすのに一番効果が高いのは、「先取り貯蓄」「家計簿」を始める事です。
無駄遣いをやめたい人は、まずはこの2つからチャレンジしてみましょう。
先取り貯蓄と家計簿に慣れたら、
2:無駄遣いしやすい時間に注意する
3:無駄遣いをやめるメンタルの鍛え方
この2つの方法にもチャレンジしてみましょう。
この2つの方法は無駄遣いをやめるだけでなく、ダイエットを成功させたり、自分が辞めたいと思う悪習慣を断ち切ったりするのにも役立ちます。
何か自分を変えたいと考えている人は、ぜひ日常生活に取り入れてみてくださいね。
参考文献
この記事は下記の書籍を参考にして書かれています。
気になる人は読んでもらえると、今回の内容をより深く理解出来ると思います。
貯金を増やすだけでなく、仕事や生活などにも好影響が出るかもしれませんよ。