貴方は副業をしていますか?
先日ニュースで「副業をしている人は推定で744万人に達している」という報道があったように、副業を始める人はとても多くなっています。
それだけ将来に不安を持っている人が多い、という事の現れかもしれません。
[chat face=”suit2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]毎日必死に仕事を頑張っても、会社の給与はなかなか上がらない…こんな事なら仕事をソツなくこなして副業したほうがいいんじゃないか…[/chat]
こんな風に考えて、副業を始める人が増えてきている訳ですね。
この記事を読んでくれている貴方も、漠然と副業してみようかなあ、と頭の片隅で考えているかもしれません。
そんな人の為に、この記事では副業を始める時に抑えておきたい注意点4ポイントを紹介します。副業を考えている人は是非チェックしてみてくださいね。
1:副業するなら自分の持っているスキルを活かそう
副業するなら、自分の持っているスキル、または習得したいスキルを磨ける副業がオススメです。
自分の持っているスキルを副業に使うことで、そのスキルがより磨かれますし、条件の良い転職や、独立起業など、より収入を増やせる環境につながる可能性があるからです。
特にITエンジニアやwebデザイナーなどは、スキルを磨けて収入が増えると、本業にも良い影響が出る事も多いので、。
単純に収入を増やすためではなく、自分のスキルを磨くために副業する事を考えましょう。
2:在宅でできる副業を選ぼう
なぜ在宅での副業をオススメするかと言うと、時間の自由があるからです。
例えば副業で、どこかで雇われてバイトするとなると、
- 出勤、退勤時間が決まっている
- 決まった時間拘束される
- 休みの調整が面倒くさい
ちょっと考えただけでも、これだけのデメリットがありますよね。
本業が忙しくなって残業時間が増えたりしたら、とてもバイトなんて言ってられません。
一方、在宅でできる副業であれば、
- 隙間時間でいつでも取り組める
- 本業の忙しさに合わせて調整しやすい
- 休みたい時に休んでも問題ない
というように、スケジュール管理を全て自分で行う事ができます。
本業が忙しくなっても柔軟に対応する事ができますし、自己投資となるスキルを磨ける仕事だけを選ぶ事もできます。
これから副業を始める人は、在宅ワークからスタートするとスムーズに収入を増やせるようになりますよ。
副業の探し方については別記事で詳しく紹介しています。
3:確定申告が必要になる
副業を始めると勤めている会社以外から収入が発生する事になります。
年間の所得が増えるので、その分多く税金を払う(確定申告する)必要があります。
この時、収入額によって申告の有無が決まります。
- 副業収入が20万円以下:確定申告の必要ナシ
- 副業収入が20万円以上:確定申告の必要アリ
20万円以下の場合は特に何もする必要はありませんが、20万円以上の場合は確定申告が必要になります。
※副業の確定申告の書き方については別記事で紹介します。
副業で2箇所から給与が発生する場合は要注意
副業収入が年間20万円以下の場合は確定申告は基本的に必要ありません。
ですが、雇われバイトだったり、親族の会社の手伝いなどで、本業とは別の会社から給与として収入を得ている場合。
この場合は金額に関わらず、確定申告が必要になります。
副業の収入が給与という形で支払われる場合は注意しておきましょう。
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4:副業が会社にバレないようにするには?
社会の流れとして、副業OKの会社や自治体は増えてくると思いますが、まだまだ副業を禁止している会社は多いです。
[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]副業がバレて会社をクビになったりするのはイヤなんだけど…[/chat]と悩んでいる人も多くいるのではないでしょうか。
副業が会社にバレるかどうかは、住民税の納付額にチェックが入るかどうかです。
副業の収入がある=税金が多くなる、という事です。
所得税は確定申告をした際に納付するので問題ありません。問題になるのは住民税です。
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会社員の場合、住民税は給与から自動的に天引き
会社員の場合、住民税は給与から自動的に天引きされています。(特別徴収と言います)
副業で収入が増えると住民税は、本業の収入と副業の収入を合計した金額で課税される事になります。そうなった場合、
[chat face=”suit2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]この人はほとんど昇給してないのに、住民税が3,000円も上がってる。あれれ~?おかしいよ~?[/chat]という事態になってしまう訳です。
会社に副業がバレるのは、この住民税の金額によってバレるケースがほとんどです。
ではこの住民税の金額で副業がバレないようにする方法は簡単です。
・確定申告の時にチェックを入れればバレない
副業の収入分の住民税を、別で納付すれば会社にバレずに済む訳です。その為には確定申告する時に、
[chat face=”suit1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]給与以外の所得については、自分で住民税払うで!頼むで![/chat]と表明しておく必要があります。
確定申告書の2ページ目の下部に、住民税に関する事項、という箇所があります。その中に、
「給与・公的年金等に係る所得以外(平成29年4月1日において65歳未満の方は給与所得以外)の所得に係る住民税の徴収方法の選択」
という欄があるので、そこで「自分で納付」に○を入れて確定申告書を提出すればOKです。
これで会社にはバレずに済みますが、この処理を忘れたら会社の給与から天引きされる住民税が増えてしまうので、申告の際には注意しましょう。
まとめ
副業を始める時は次の4つのポイントに注意しよう。
- 自分のスキルが磨ける副業を選ぼう
- 在宅ワークがスケジュール管理が楽でオススメ
- 20万円を超えると確定申告が必要になる
- 副業が会社にバレないように確定申告の時は注意しよう
以上、副業を始める時の注意点、4つのポイントについて紹介しました。
副業である程度稼げるようになれば、将来の不安もグッと少なくなります。
会社の給与が増えずに悩んでいる人は、副業を検討してみるのをオススメしますよ。