フリーランスVS正社員!楽なのはどっち?

クラウドソーシングのサービス会社、ランサーズが「フリーランス実態調査2018年版」を発表しました。

特にIT業界ではこの流れが顕著で、エンジニアやデザイナー、ディレクター、プランナーなどが独立してフリーランスになるケースが多くなっています。

フリーランスにならなくとも、正社員で副業として働いている人も増加していますね。

こんな社会の流れを受けて、フリーランスという働き方もアリなのかも?と漠然と考えている人もいるんじゃないでしょうか。

 

今回の記事では、

[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]フリーランスと正社員、ぶっちゃけどっちが楽なんだろう?[/chat]

という考察をしてみたいと思います。

実は正社員ってめちゃくちゃ楽なんでは?

フリーランス会社員どっちが楽株式会社はてなの匿名ダイアリーに、

会社員ってびっくりするほど「ぬるゲー」だな

というエントリーがありました。

エントリーした人は大学時代からデザイナー業でフリーランスとして頑張ってきたようですが、将来が不安になって就職。

いざ入社すると、正社員の仕事ぶりにびっくりしたそうです。

  • 仕事しながらお菓子を食べて雑談。
  • 仕事の合間にネットサーフィン。
  • 喫煙所に行ったら、毎回同じ人に会う
  • 会議も冗談言いながら進行、議題が終わってもダラダラ。
[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]世の正社員がこんなダラダラやっていたとは…もしかして正社員ってむちゃくちゃ楽なんでは?[/chat]

エントリーの最後で、こんな所にいたら脳みそが溶けてしまうと結んでいます。

 

正社員よりフリーランスが非効率という考え方

このエントリーへの返答で、様々な議論がされてて面白いですね。

個人的に考えさせられると思ったのは、

「フリーランスという働き方が非効率なのでは」

という考え方です。

[chat face=”suit1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]会社の非効率な仕事の進め方がイヤでフリーランスになりましたよ[/chat]

みたいな事を言う人ってけっこういると思うんですが、それに真っ向から反論するのは面白いですね。

 

効率化された結果、今の会社がある

入社した会社が「ぬるい」と感じられるのは、これまで効率化されてきて余裕ができている裏返しという見方ですね。

 

例えば、独自技術を持っていたり市場で希少価値を持っている企業。

精力的に営業活動しなくても勝手に受注が入って売上が発生するでしょうから、そういう会社での仕事は「ぬるい」と感じられるかもしれません。

そういう状態まで効率化されている、という見方は確かにできるなーと思いましたね。

 

まあ、実際こんなぬるい会社はごく一部で、普通の正社員は毎日懸命に働いていると思いますが…。

 

フリーランス・正社員のメリットデメリット

フリーランス会社員どっちが楽フリーランスと正社員、どっちが楽なのか詳しく考察する前に、フリーランス・正社員のメリット・デメリットを整理してみたいと思います。

 

フリーランスのメリット・デメリット

☆メリット

  • 仕事する時間を自分でコントロールできる
  • 自分がやりたい仕事をできる
  • 売上が多くなれば収入に反映する

☆デメリット

  • 収入が安定しない
  • 営業や価格交渉など、自分でやらないといけない
  • 社会保険の労使折半がない

 

正社員のメリット・デメリット

☆メリット

  • 通勤して仕事してれば給料がもらえる
  • 社会保険が労使折半
  • 会社のブランド力が手に入る

☆デメリット

  • 就業時間の間は行動が縛られる
  • 部下は上司を選べない
  • 人間関係で病んだりする
  • なかなか給与が増えない
  • ブラック企業に入ったら悲惨

 

人それぞれ意見はあると思いますが、こんな感じかなーと思います。どっちも一長一短ありますね。

個人的な意見としては、フリーランスの方が楽かな?と感じます。

 

正社員は環境による影響が大きすぎる

正社員のデメリットを考えながら感じたのは、やはり環境による影響が大きい事ですね。

人間関係の部分とか、自分でコントロールできない環境でストレスを感じる人が非常に多いですよね。

フリーランスの場合、人間関係は自分で選べるのでそういう意味では楽かなー、と感じます。

 

変化しつつあるフリーランスの働き方

ランサーズの調査でもフリーランスになって働く人が多くなっています。

その理由はフリーランスの働き方の変化が大きいのかなー、と思いますね。

フリーランス界隈でどういう変化が起きているか紹介します。

 

最近のフリーランスは営業活動しない

最近のフリーランスは営業活動しない人が多くなっています。

ちょっと想像してみてほしいのですが、一人で営業活動して仕事を取ってくるのってなかなか大変ですよね。

価格交渉も自分でやらないといけませんし、フリーランスという事で、クライアントから足元を見られるケースもあります。

受注までいけば良いですが、受注できなければ営業活動に使った時間はムダになってしまいますよね。

そういう事態を解消してくれるのが、代わりに営業活動を行ってくれる案件マッチングサービスです。

 

・フリーランスの働き方を変えるマッチングサービス

案件マッチングサービスは、クライアントからの依頼したい案件とフリーランサーを結びつけてくれるサービスです。

転職エージェントってありますよね?転職を希望する人に企業を紹介して、面談の設定とか行ってくれるサービス。

あれの案件版と考えてもらえればOKですね。

 

営業活動に割かれる時間が無くなるので、多くのフリーランサーがこのマッチングサービスを利用しています。

・代表的なマッチングサービス

⇛ミッドワークス

エンジニアの独立をサポートしてくれるマッチングサービス。

在宅勤務や副業として働ける案件もあって、エンジニアの働き方を重視してくれるサービスです。

福利厚生などもあって保証が正社員並に充実してるのが大きな特徴ですね。

 

⇛ギークスジョブ

ミッドワークスと同じく、フリーランスの活動をサポートしてくれます。

ギークスジョブもミッドワークスと同じく、フリーランスの保証に力を入れているサービスですね。

ミッドワークスとギークスジョブ、両方利用している人も多いようです。

 

⇛レバテック

レバテックはIT系のエンジニアに特化した案件マッチングサービスです。

エージェントのエンジニア理解度が高いので、自分のスキルや希望に合った案件を貰える事が多くて好評なサービスですね。

最近はIT業界の需要が高いので、IT関連のサービスが多いですが、スキルが必要な職種はこれから様々なサービスが出てくる事が予想されます。

 

このように仕事を受ける方法が多様化してきたので、自分で営業しなくてもやっていけるのはかなり楽になったと言えますね。

 

結局フリーランスと正社員、どっちが楽なの?

個人的な意見を述べると、

総合的に見るとフリーランスの方がストレスが少なくて楽

という印象です。しかし、

[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]フリーランスは収入が不安定でいつも不安を感じててキツイ…[/chat]

という人もいるでしょう。

[chat face=”suit3.png” name=”” align=”left” style=”type1″]正社員だけどめっちゃ楽してるで![/chat]

という人もいるでしょう。

 

結局はフリーランスと正社員のメリット・デメリットを天秤にかけて、何を重視するか、という結論になってしまいますね。

副業で正社員とフリーランスのいいとこ取りを狙う、という方法もあります。

働き方改革が叫ばれている時代、自分に合った楽に働ける生き方を模索したいものですね。

 

まとめ

フリーランスと正社員、どちらも楽な部分がある

フリーランスの働き方が変わってきた

IT関連の代表的な案件マッチングサービス

⇛ミッドワークス

⇛ギークスジョブ

⇛レバテック

フリーランスが自分のやるべき仕事に注力できる環境になりつつある

 

関連リンク

⇛ランサーズ、フリーランス実態調査 2018年版を発表

https://www.lancers.co.jp/news/pr/14679/

⇛はてな匿名ダイアリー 会社員ってびっくりするほど「ぬるゲー」だな

https://anond.hatelabo.jp/20180405184546