お金持ちになる人が共通して持っている5つの資質とは

お金持ち。良い響きの言葉ですね。

お金持ちになりたいか?と聞かれると、全員がYESと答えるでしょう。

もちろん私もその一人。

[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]お金持ちになりたい!金持ちになるにはどうすれば…![/chat]

なんて事を良く考えています。

 

でも、お金持ちになるにはどうすればいいの?と考えても、明確な方法論はありません。こうすればお金持ちになれる!なんて方法が確立されてるのであればみんなやりますからねw

方法は確立されていなくても、実はお金持ちになりやすい人の資質という物が、最近の研究で明らかになってきました。

アメリカの研究なのですが、経済的に収入の多い上位2.5%の層を対象に行われたアンケートを元に統計データを取った、というもの。

その統計データから見えた、お金持ちが共通して持っている資質を5つ紹介したいと思います。

興味のある人はぜひ、ご一読あれ。

 

1:お金持ちになる人は誠実性が高い

お金持ちの資質として一番大きいと言われているのが、「誠実性の高さ」です。

ここで言う誠実性とは、他人に誠実であれ、と言うよりは、自分の成すべきことに誠実であれ、と言う意味。

要するに、誘惑に負けずに自分がやらなければいけない仕事に真摯に取り組める人

まあ考えたら当たり前の話ですね。

誘惑に負けて、やるべき事に集中できない人がお金持ちになれる訳もありませぬ。

とは言っても、

[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]やるべき事に集中しなきゃいけないのはわかる!それが簡単に出来ないから困っとるんじゃー![/chat]

そういう人は、自己管理力を鍛えましょう。

誘惑に負けない自己管理力を手に入れる事で、やらなければならない事に誠実に取り組むことができるようになります。

 

自己管理力を高めるには瞑想がオススメ

[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]自己管理力を高めると言っても、どうすればいいの?[/chat]

自己管理力を鍛える方法はいくつかあるのですが、個人的には瞑想をオススメします。

瞑想ってスピリチュアルな感じがあって、うさんくさいイメージを持つかもしれません。

ですが、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などの様々な研究によって、集中力が上がったり、誘惑に負けにくくなる、と言った効果があると統計データで出ております。

1日10分~15分でも効果が期待できるので、少しでもお金持ちになりたい人は、日常生活に瞑想を取り入れてみましょう。

瞑想の効果・やり方、気をつけるポイントをわかりやすく紹介するよ

 

2:お金持ちになる人は、人のせいにしない

お金持ちになる5つの資質お金持ちになる人の資質その2は、「自分が原因と考える」事です。

自分の現況は、これまでの自分の行動で培われてきたもので、自分に原因がある、と言う考え方ですね。

この考え方が身についている人は、失敗した時に自分のせいだと考えられるので、同じ失敗を繰り返さなくなる訳です。

その結果、事業や仕事でうまくいく可能性が高まって、お金持ちになれる可能性が上がるという理屈ですね。

 

貴方の周りに、何でも人のせいにする人っていません?

仕事上でトラブルが起きたら、

[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]あの人の説明の仕方が悪かったせいです。私は悪くない![/chat]

みたいな事を言う人。

こういう考え方が身に着いてしまうと、自分は悪くない!という保身の感情が邪魔をして、成長しなくなっちゃうんですよね。

そうなるとお金持ちになるのなんて夢のまた夢。まあ考えてみたら当たり前の話ですよね。

少しでもお金持ちになりたいのであれば、今の自分の状況は自分が原因、という考え方を身につけましょう!

 

自分が原因!は行き過ぎないように注意

自分が原因、という考え方は成長を促してくれますが、行き過ぎないように注意は必要です。

自分がコントロールできない事は自分が原因と考えないように。その切り分けをしっかりしよう!と言う事ですな。

何でもかんでも自分が原因!と考えてしまうと、メンタルがやられてしまって鬱病になってしまったり、なんて事態も考えられます。

その辺りのさじ加減と言うか、バランス感覚は大事なので、自分が原因!と言う感覚が行き過ぎないように注意しましょう。

 

3:お金は自由をもたらす手段と考えよう

お金持ちになる人の5つの資質マネースクリプト、と言う言葉をご存知でしょうか?

これは金融心理学者のブラッドレイ・クオンツとセオドラ・クオンツが生み出した造語なのですが、簡単に説明すると、

マネー行動を起こす考え方

の事です。

具体例を挙げると、

  • 買い物の時にできるだけ節約する傾向が強い
  • クレカはできるだけ使わず現金払いしかしない

みたいな事ですね。

その人のお金の使い方の原点、と考えてもらえれば良いと思います。

 

マネースクリプト4つの分類

このマネースクリプトは4つの分類に別れています。

  1. マネー崇拝(お金に自由をもたらすものだ!)
  2. マネー忌避(お金は汚いものだ!)
  3. マネー警戒(お金を使うのは怖い!)
  4. マネーステータス(お金こそが人間の価値だ!)

お金持ちになる人は、①のマネー崇拝の考え方を持つ人が多い傾向があります。

お金は人生の選択肢を増やして、自由をもたらしてくれる物だ、と言う考え方を身に着けると、お金持ちへの一歩を踏み出せるかもしれませんよ。

 

日本ではマネー忌避の風潮が強い

お金持ちになる人の5つの資質明確なデータがある訳ではないのですが、日本ではマネー忌避の風潮が強いように感じます。

例えば、祖父が亡くなった時に葬儀のプランを検討するケースとかあると思うんですが、

[chat face=”wsuit2.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]故人の葬儀でお金の事を考えるなんて罰当たりな![/chat]

と言う考え方をされる方は多いように思います。

それが悪い事だと言うつもりは毛頭ありませんが、お金の負担と言う事を考えると、葬儀など冠婚葬祭はかなりのまとまった出費です。

しっかりと検討すべきポイントだと私は考えます。(実際に検討してみると数十万円の違いになる事も良くあります)

お金の考え方ひとつで、お金持ちになれるかは大きく変わる!と言う事は覚えておいて頂ければ、と思います。

 

4:お金持ちは他人の為にお金を使う

お金持ちの資質その4は、なんと「他人の為にお金を使う」という物。

これはアダム・グラントの名著「GIVE&TAKE」でも、お金持ちになりたいのであればギバー(与える者)になるべし、と言及されてましたね。

新約聖書の一節にある「与えよ、されば与えられん」と言う訳ですな。

ただ、闇雲に他人にお金を使ってもただの浪費となってしまうので注意が必要。

ポイントは、

  • 他人の為にお金を使った結果、その人が喜んでくれるのかどうか?
  • 相手の笑顔だったり、喜んだ姿が自分のエネルギー源となるか?

と言った所を意識して、お金を使うのが重要です。

もちろん、お金持ちになって余裕があるからギバーとなる事ができる(他人に与える事ができる)というのはあると思うので、必ずそうすべし!と言えるものではないと思います。

が、お金持ちにはそういう傾向がある!と言う事を覚えておくと役立つかもしれませんね。

他人の為にお金を使う事がお金持ちへの道となる理由を知りたい人は、アダム・グラントのGIVE&TAKEをご一読ください。名著ですよ。

 

5:お金持ちは勉強を怠らない

お金持ちになる人の5つの資質お金持ちになる人の資質その5は、勉強を怠らない事です。

お金持ちになる人は、学生時分に勉強するのは当たり前ですが、社会に出て働くようになってからも勉強を欠かしません。

お金持ちな人は新しい知識を身に着けるのに貪欲ですし、気になった事はすぐに調べる、などの傾向が非常に強い事がわかっています。

勉強好きと言うよりは知的好奇心が旺盛である、と言う方が正しいかもしれません。

知識量が豊富→それだけ事業や仕事で成功する確率が増える→お金持ちになる可能性が高まる

と言う理屈なんでしょうね。

勉強する習慣が無い人は、1日30分読書の時間を作ったり、少しずつ習慣化してみましょう!

 

お金持ちになる人が共通して持つ5つの資質 まとめ

1:誠実性が高い
自分がやるべき事に集中して真摯に取り組む

2:人のせいにしない
現況は自分が原因であると考える

3:お金を自由をもたらす手段と考える
マネー忌避の風潮に引っ張られないよう注意しよう

4:他人の為にお金を使う

5:勉強を怠らない
知的好奇心を高めて、勉強を習慣にしよう

少しでもお金持ちに近づいて余裕のある生活ができるよう、これらの習慣を身に着けてみてはどうでしょうか。

 

参考文献

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⇛Journal of Financial Planning 2013年2月号