うるう年で2月が1日増える意味、ちゃんと知ってる?

4年に一度やってくる、うるう年。

[chat face=”face1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]あー、そういえば今年は2月が1日多いんだっけ[/chat]

ってなる奴ですね。

 

このややこしいうるう年ですが、どうして4年に一回1日増やすのかあなたは知っていますか?

[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]そもそも1日増やす意味がわからんのだが…[/chat]

という人も多いのではないでしょうか。

今回は、うるう年がなぜ必要なのか、どういう理由で生まれたのか、わかりやすく紹介してみたいと思います。

うるう年はなぜ1日増える?

みなさんご存知のとおりですが、うるう年は4年に一回、「2月の日数が1日増える年」の事を言います。

なんでわざわざ1日増やすんや?という事ですが、これには深ーい理由があるんですね。

説明する為には、1年間はなぜ365日なのか・・・という所からスタートしなければなりません。

 

そもそもなぜ1年は365日なのか?

そもそも1年間がなぜ365日になっているか知っていますか?

[chat face=”suit1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]別に300日でも400日でもええやんけ![/chat]

と思ったりしませんか?

思いませんね・・・僕は思ったことないです。ハイ。

 

365日の理由は地球の公転にある

1年間が365日になっている理由は、地球の公転にあります。

小学校か中学校で習いましたよね。太陽を中心にして地球がぐるぐる回ってるってやつ。

ぐるぐる回っている間に地球は太陽から遠くなったり、近くなったりして、季節の変化がある訳です。

この公転で、太陽の周りをぐるっと1周して戻ってくるスピードが約365日かかります。

1年間が365日に決まっているのは、この公転周期が理由なんですね。

 

うるう年はなぜ必要?

1年間が365日で公転周期で決まっているのはわかった。じゃあ、なんでうるう年があるの?という話になる訳ですが、実はこれも簡単です。

地球の公転周期が「約」365日というところがミソですね。

「約」です。「約」。

aboutって奴ですね。

正確には「365.242 190 402日」だそうです。約365.25日で1周するという訳なんですね。

小数点以下のこの誤差をほったらかしにしておくと、どんどんズレていく訳です。

 

4年に1日ズレていくので、100年経ったら25日。

ほったらかしにしてたら100年でおよそ1ヶ月もズレてしまいます。

600年経つと、150日ズレるので、季節が逆転してしまいますね。

[chat face=”suit2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]なんや、12月やのにめっちゃ暑いやんけ![/chat]

なんて事になってしまう訳です。

この誤差を調整するために生まれたのがうるう年、という訳なんですね。

 

4年に1度来るうるう年、スキップされる時がある

ここまでのお話で、4年に1回、なぜうるう年が来るのかわかってもらえたと思います。

しかしこのうるう年、4年おきでもうるう年にならず、スキップされる時があるんです。

スキップされる理由は、先ほど紹介した公転周期、「365.242 190 402日」。

この端数部分がミソです。

 

端数部分をうるう年で完全に調整するには「365.250 000 000日」でないと、本当にちょっとずつですが、ズレていきますよね?

でも実際は、「365.242 190 402日」という周期で回っているので、うるう年で調整したとしても、本当にゆっくりとズレていっている訳です。

 

うるう年がスキップされる年は400年に3回

公転のズレを正すためにうるう年がスキップされるのは、なんと400年に3回。

2000年~2400年の間だと、「2100年」「2200年」「2300年」の3回がスキップされます。(2000年と2400年はうるう年です!)

基本的には100年おきにスキップされるのですが、400年に一度スキップされず、うるう年になります。

なんか面白いですね。

 

うるう年の2月29日が誕生日の人はどうなるの?

[chat face=”wface1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]うるう年の2月29日が誕生日の人って誕生日どうなるん?4年に1回しかこないじゃんw [/chat]

こんな風に冗談ぽく喋った事ありませんか?

実際に歳は取るんだから4年に一度な訳はないのですが、具体的にどうなるかは、素朴な疑問ですよね。

2月29日生まれの人は、うるう年でない年は2月28日が誕生日になるそうです。

 

これは「年齢計算ニ関スル法律」に定められていて、法的には28日の24時を持って年齢が一つ増えるそうです。(お祝いなんかは2月28日に行う場合が多いみたいですね)

 

まとめ

  • うるう年が1日増えるのは地球の公転周期が理由
  • うるう年は400年に3回スキップされる!
  • 2月29日が誕生日の人は、例年は2月28日が誕生日となる

以上、今回は知っているようで余りよく知られていないうるう年について紹介してみました!