貴方はちゃんとうがいしてますか?
風邪の時期などは外出から帰った時にうがいを心がけてる人も多いと思います。
うがいは「ウイルスの侵入を防ぐ」という目的で行っている人は多いと思いますが、実は口の中をキレイな状態に保つのにも大切と言われています。
適切なタイミングで定期的にうがいをするだけで、虫歯や歯周病を予防できますし、口臭の発生を抑える事もできます。
日常生活にうがいを取り入れて、清潔な口内環境を手に入れましょう。
※この記事は「毒出しうがい」という書籍を参考に書かれています。書籍の詳細は記事の最後で詳しく紹介してます。
人によって口内環境は全然違う
歯科医師の先生がよく仰るのが、
[chat face=”suit1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]患者さんによって口内環境って全然違うんですよ[/chat]というお話です。歯磨きのやり方だけでも色々な差があるようで、
- 歯磨きが不十分で汚れが残っている
- 歯磨きの力が強すぎて、歯茎を傷つけている(炎症や出血)
- 歯磨きのジェルがついたままになっている
特に歯茎を傷つけている人は多いようで、出血したり炎症を起こしている人は多いそうです。(もしかしたら、歯医者さんに来る前に汚れを残さないように強く磨きすぎな人が多いのかもしれませんが)
人によって歯磨きのやり方も変わる
[chat face=”suit2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]口内はすごくデリケートなので、人によって適切な力加減も変わるんです。家族が強く磨いてるのを見て真似すると、歯茎を傷つけていたりするケースも多いです。[/chat]ただ歯を磨くというだけでも、磨き方を考えるだけでなく、人によって力加減を変えたりする必要があります。
歯医者に行かない人は、正しい力加減でちゃんと歯磨きができているかチェックできないので注意が必要です。
定期的にうがいをする事で口の中をキレイにできる
人によって口内の環境は全然違う、というのはご理解いただけたんじゃないかと思います。
- 歯磨きがちゃんとできていない
- 歯磨きの力加減を間違えている
- 歯磨きができていない自覚がない
これらの理由で、口の中が清潔に保たれておらず、歯周病や口臭の原因となってしまっているケースが非常に多いそうです。
この状態を抑えて口臭や歯周病の予防するのに有効なのがうがい、という訳です。
歯磨きがしっかりできていなくても、口の中をある程度キレイに保つことができるので、定期的なうがいを習慣づけましょう。
私達は正しいうがいのやり方を知らない
[chat face=”suit1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]それでは一度、口の中をうがいしてくださーい[/chat]歯医者に行ったことがある人は、一度は聞いたことがあるセリフだと思います。
面白いのが、この時のうがいの仕方って、人によって全然違うらしいですよ。
[chat face=”wface1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]くちゅくちゅ…ペッ [/chat]と小さく口をすぼめて可愛らしく出す人もいれば、
[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]がらがらがら…かーっ、ぺっ![/chat]と出す年配の男性のような人もいるそうです。
うがいと言うと、外出から帰った時に喉を洗うイメージでうがいをする人が多いと思いますが、口の中をキレイに保つためのうがいはやり方が違います。
口内を清潔に保つためのうがいのやり方を覚えておきましょう。
口内をキレイにする正しいうがいのやり方
それでは口の中をキレイにしてくれるうがいのやり方を紹介したいと思います。
- 少量の水を口に含む(おちょこ1杯くらい)
- 口内を動かして、強く・早くブクブクする。
- 吐き出す。または飲み干す。
以上です。
ポイントとしては、2のところで水で口内の粘膜をこする感じで、左・下・右・上、みたいに洗っていくイメージですね。
この記事の最後に紹介している参考文献に、やり方がわかりやすく載っているので気になる人はチェックしてみましょう。
ウイルスなどの侵入を防ぐ目的のうがいではないので、口の中をうがいでキレイにしたら飲み干してしまっても問題ありません。が、吐き出した方が良いのは良いそうです。
仕事中にデスクなどで、コーヒーを飲んだ後なんかだと吐き出しに行くのも手間なので、うがいしてそのまま飲んじゃう感じですね。
これをするだけでも、口の中がだいぶ清潔になるそうなので、仕事中にコーヒーなど糖分を含む飲み物を飲む機会が多い人は、一度取り入れてみてくださいね。
美容効果も期待できる
このうがいを取り入れると、口の中をキレイに保てるだけでなく、プラスして嬉しい効果があります。
うがいをする時に顔の筋肉を使うので、表情筋が鍛えられてシワやたるみができにくくなったり、ほうれい線が無くなる効果も期待できるというもの。
フェイササイズと言って、以前に流行った顔の筋トレというやつですね。
あれと同じような効果が期待できて、正しいうがいをはじめてから肌質が良くなったという人もいるようです。
口の中をキレイにすると同時に、美容効果も期待できるので、歯周病や口臭など、口内環境が気になっている人は、ぜひ試してみてくださいね。
うがいをするタイミングは?
口の中をキレイにするうがいのタイミングは、食べ物や飲み物を口に入れた後です。
何かを食べた後の食べかすや、糖分を含んだ飲み物は口内に雑菌が繁殖する原因となります。
食べたり飲んだりした後にすぐにうがいをするだけで、かなり雑菌の繁殖が抑えられて、口臭や歯周病の予防になります。
ただ、ちょっと何かを口にする度に毎回うがいをするのは大変なので、
- 3回の食事の後
- 間食の後
- 甘い飲み物を飲んだ後
などのタイミングでうがいするのが良いと思います。
特に甘い飲み物を飲んだ後などは効果的と言われているので、仕事中に甘いコーヒーをよく飲む人は、飲んだ後のうがいを習慣付けると良いですよ。
まとめ
人によって口内環境はそれぞれ違う
・歯磨きのやり方や力の入れ方も違うので注意
定期的にうがいする事で、歯周病や口臭の予防につながる
口内をキレイにするうがいのやり方を覚えよう
・表情筋を使うので美容効果も期待できる
うがいのタイミングは食べ物や飲み物を口に入れた後
もちろん、口の中をキレイに保って歯周病や口臭を予防するには、うがいだけでは不十分です。
- 毎日の歯磨き
- 食べ物や飲み物を口にした後のうがい
この2つをしっかり習慣にする事が大切です。
口臭や歯周病が気になる、という人は、口の中をキレイにするうがいを習慣づけてみましょう!
参考文献
今回の記事はこちらの「毒出しうがい ー歯周病と口臭を防ぎ、病気まで遠ざけるすごい健康法ー」を参考に書いています。
とにかくわかりやすく噛み砕いて書かれているので、難しいところなどは一切ないと思います。
この本に書かれている事だけ行えばOK、という訳ではないです。
普段の歯磨きに加えて、この毒出しうがいを取り入れる事で、口内の雑菌の繁殖を抑えて、歯周病や口臭を予防できる、という内容です。
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]普段、特に考えずに歯磨きしてるだけだなー。磨く時間も割とテキトーだなあ[/chat]という人には一読の価値があると思いますね。
普段から歯磨き粉にこだわったり、口内環境の事を考えたことがある人には少し物足りないと感じるかもしれません。
とは言え、ちょっと甘いものを飲んだ後などに毒出しうがいを取り入れるだけで、口内環境は良くなるので、気になる人は読んでみても良いかなと思います。