仕事のために実用書やビジネス書を読んでいる人も多いと思いますが、読書の時間がなかなか取れず困ってたりしませんか?
日中は仕事に追われるし、帰ったら家族との時間も大切にしたい。
そんな中、読書の時間を作るのはなかなか難しいですよね。
[chat face=”suit2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]もっと本を早く読めるようにならんもんかな…できれば1冊30分~1時間くらいで。[/chat]読書する人がこんな欲求を持つのは当然だと思います。
さて、本を読むスピードを早くするテクニックと言えば「速読」です。
速読は目の動きで文章を効率よく読み取って、読む時間を早めるテクニック。
読書量を増やす為に、ちょっと練習した経験のある人もいるんじゃないでしょうか。
そんな速読ですが、実はカリフォルニア大学の研究で、速読は不可能という事が証明されてしまったのです。
速読のテクニック本とかもありますが、短時間で本を読む効果は期待できない、とはっきり否定されてしまったんですね。
この記事では、そのカリフォルニア大学の研究と、速読以外で早く本を読む方法を紹介したいと思います。
速読テクニックを使わなくても、早く本を読む方法はあるので、読書量を増やしたい人はぜひご一読ください。
速読は不可能だと科学的にはっきりした
速読は効率よく目を動かして、文章を素早く拾い上げるテクニックです。
この速読の効果を測定するべく、カリフォルニア大学では何十年にも渡って、速読のテクニックや速読アプリの効果がどれくらいなのか、研究が行われていました。
その研究の結果、残念ながら速読によって読書量を増やす効果は見られなかった、と科学的に証明されてしまった、という訳です。
目から入ってくる情報が重要な訳じゃない
速読テクニックは目の動きに重点を置いていて、効率よく文章を拾い上げる事を目的にしています。
つまり、
目から入る情報を増やす→短時間で文章を読める
という理屈な訳です。
しかし、多くの情報が入ったからといって、それが知識として身につくかと言うとそうではありません。
カリフォルニア大学の研究報告で、速読テクニックを使って目から入る情報を増やしても、知識として定着する効果は見られない事がはっきりしています。
文章を読むというのは、ただ文字を拾い上げる事が目的ではありません。
文章の内容を理解して知識として得る事が目的であるはずです。
その目的に沿わない速読テクニックは、文章を早く読むという本質から外れていると言わざるを得ません。
速読が可能なら、速読を勧める人がいないのはおかしい
速読は不可能だとカリフォルニア大学の研究で証明されましたが、私は以前から速読には懐疑的でした。
何故かと言うと、ビジネスで成功した人が速読を誰も勧めていないからです。
ビジネスで成功する人の多くは読書量が多いです。
速読が本当に効果的であるのなら、
[chat face=”suit3.png” name=”” align=”left” style=”type1″]速読で多くの知識が得られたおかげで、ビジネスが軌道に乗りました[/chat]という話をする人がいないのはおかしいと思うんですよね。
しかし、速読をオススメしている人を見かけた事がありません。(もしかしたら私が知らないだけで、勧めている人がいるかもしれませんが)
もし速読を勧めている人がいるとしても、少数である事は間違いないでしょう。少数であるという事は、「再現性が低い」という事です。
再現性の低いものに時間を費やすのはムダである事は間違いないでしょう。
速読が気になっている人は、速読の練習に時間を費やさないようにしましょう。
速読は無理でも読むスピードは早くできる
速読は効果がないと科学的に証明されてしまいましたが、本を読むスピードを早くする事は可能です。
そのテクニックは飛ばし読みです。
飛ばし読みというのは、本を読みながら自分に必要な知識だけをピックアップして読むテクニック。
自分にとって重要でない知識を読み飛ばすので、短時間で必要な知識だけを吸収できるという訳です。
この飛ばし読みは、実用書やビジネス書を読む時に有効なテクニック。
ほとんどのビジネス書は、必要な知識とそうでない知識が混在しているので、飛ばし読みのコツを掴むと、読書スピードがかなり上がりますよ。
飛ばし読みの例:新聞や雑誌を読む時
新聞を読む時を思い出してみてください。
新聞って隅々まで読む事ってまずないですよね?
新聞を読む時って、
- 1面から見出しをチェックしていく
- 興味のある記事をザックリ読む
- 気になる記事を熟読する
こういう読み方しますよね。
本を読む時も無理に全部読もうとせずに、自分が知識として得たい内容が書かれている部分だけを読めばOK!という訳です。
本の飛ばし読みは具体的にどうやるの?
新聞や雑誌と違って、本には一つのテーマがあり、そのテーマに沿って書かれています。
なので、「必要な知識」と「必要でない知識」を分けるのが難しいんですね。全部役立つように見えちゃう訳です。
短時間で本を読む為には、
読む部分と飛ばす部分をしっかり分ける
これがポイントになります。
読む部分と飛ばす部分を分ける具体的な方法は別記事で詳しく紹介しているので、
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]短時間で本を読んで、より多くの知識を身につけたい![/chat]という人は、一度チェックしてみてください。
飛ばし読みできる状態で配信!要約サービス「flier」
本を早く読む飛ばし読みのテクニックを紹介しましたが、この飛ばし読みのテクニックは、慣れるまでなかなか上手にできません。
[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]飛ばし読みで読む所と捨てる所を分けるの面倒だなあ。本の重要な部分だけを上手にまとめてくれたりするサービスはないもんかね?[/chat]
このニーズに応えてくれるのが、
です。
flierは、ビジネス書や実用書などの重要な部分を要約して、1冊10分程度で読めるようにまとめた物を配信しているサービス。
必要でない部分を削ぎ落とした状態で読めるので、飛ばし読みと同じ効果があります。
忙しくて本を読む時間が作れない!という人は、価値アリなサービスですよ。
※flierについては別記事で詳しく紹介しています。
https://eastgate12.com/flier-book-youyaku-hyouban-20180416
私はflierで要約を読んで、より詳しく知りたいと思った書籍を購入する、という使い方をしています。
flierのおかげでハズレ本をつかむ事がほぼ無くなったので、読書家の人には是非オススメしたいサービスです。
まとめ
- 速読は不可能であると科学的に証明された
- 飛ばし読みをする事で読書時間は短くできる
- 飛ばし読みのポイントは必要・不必要を分ける事
- 要約サービスflierは、飛ばし読みできる状態にまとめてくれる
以上です。
従来の速読方法は不可能だと科学的に証明されてしまいましたが、短時間で必要な知識を得る事は可能です。
飛ばし読みで必要な内容だけをピックアップするのは、慣れるまで難しいですが、慣れれば一生使える時短ワザになります。
[chat face=”face2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]読みたい本が積まれまくってる…[/chat]という人は、これを機会に是非チャレンジしてみてくださいね!