貴方は睡眠をしっかりとれていますか?
なんて会話をした事ある人も多いんじゃないでしょうか。
最近になって睡眠の大切さが注目されてきたので、少しずつ改善に向かっているようですが、現代人の睡眠の質はまだまだ良くないと言われています。
この記事は、貴方の睡眠の質が良いか悪いか、7つの質問を投げかけて確認する内容になっています。
というような人には是非読んでもらいたい内容になっているので、チェックしてみてくださいね。
※この記事は「よく眠るための科学が教える10の秘密」という書籍を参考に書かれています。詳細は記事末尾で。
Contents
睡眠の質を確かめる7つの質問
それでは実際に貴方の睡眠の質を確認していきましょう。
質問には余り深く考えすぎず、自分の感覚で回答していけばOKです。一つ一つはとても簡単な質問なので、気楽に答えてくださいね。
メモ帳なんかに選んだ回答の番号をそれぞれメモしておきましょう。
それではスタート!
1:思い通りに寝たり起きたりできる?
- まったくできない
- あまりできない
- 日によって違う
- 割とできる
- 完璧にできる
寝付きの良さと寝起きの良さを総合的に考えて、番号を選んでください。
という人は2に当てはまるでしょうし、
という人なら5という感じですね。
起きるのは、アラームを使って起きた時の感覚で選んでください。
という日が多い人は2か3に当てはまります。
そこまで深く考えなくて大丈夫なので、感覚的にこのあたりかな~、という数字を選んでもらえればOKです。
2:日中に眠くなる?
- 全く眠くならない
- ほとんど眠くならない
- 日によって眠くなる
- たまに眠くなる
- いつも眠くなる
日中に眠くなるかどうかの質問です。
昼食の内容(炭水化物の摂り過ぎ)などでも変わってきますが、ここも自分の感覚で選べばOKです。
3:夜中に目が覚める?
- 全然目が覚めない
- たまに目が覚める
- 日によって目が覚める
- 割と目が覚める
- 良く目が覚める
寝ていて朝までぐっすり寝ているかどうかの質問ですね。
5の「良く目が覚める」は、週に5日以上って感じですね。
4:夜中に目が覚めた時、すぐに寝直せる?
- すぐ寝ちゃう
- 割とすぐ寝れる
- 少し時間がかかる
- 寝るのに苦労する
- なかなか寝れない
寝直すのにどのくらい時間がかかるかの質問です。
感覚的には1時間以上が5ですね。30分で3くらいの感じで考えてみてください。
5:夢を見た時、いい夢が多い?
- 全然見ない
- ほとんど見ない
- 時々見る
- 良くいい夢を見る
- いい夢ばかり見る
そもそも夢をほとんど見ない!という人は1を選んでください。
6:睡眠の質は良いと感じる?
- 最悪!
- 悪い
- 普通かなあ
- 良いかも
- めっちゃいいで!
これは深く考えずに、貴方の感覚で選んでしまって大丈夫です。
7:朝、目が覚めた時の気分はどう?
- 超悪い!
- 悪い日が多い
- 普通かな
- 割と良い
- 超最高!
これも深く考えずに、感覚で選びましょう。直感に従えばOKです。
選択した番号の数字を全て合計しよう
お疲れ様です。7つの質問にすべて答え終わりましたか?
それではメモした番号の数字を全て合計してみましょう。合計した数字が次の1~3のどのグループに当てはまっていますか?
- 17点以下
- 18~26点の間
- 27点以上
3のグループに入っている方!おめでとうございます。
統計上、3のグループに入っている人は睡眠の質が良いと言われています。
3のグループは幸福度が25%高い
3のグループは、2のグループの人と比べると、
- 幸福度が25%高い
- 目標(夢)を叶える確率が30%高い
- ストレスを感じる確率が40%低い
というのが調査でわかっています。
睡眠の質が良いので、脳の機能をしっかり使えて、目標達成率が高かったり幸福度が高い、という因果関係があると考えられますね。
グループ間の比率は2:7:1
統計上で3つのグループの比率は2:7:1になっています。
- 17点以下:2割
- 18~26点:7割
- 27点以上:1割
という内訳ですね。しっかり質の良い睡眠を取れている人は1割しかいない事になります。
2割の17点以下の人は睡眠の質が低く、
というように、生産性の低い状態で日々を過ごしてしまいます。
短期間なら良いですが、長期間だと睡眠の質が高い人と比べると、大きな差が生まれてしまいます。
26点以下だった人は、睡眠の質を改善する方法を考えましょう!
26点以下だった人はどうすればいいの!?
科学的に根拠のある、睡眠の質を高める為の具体的な方法がいくつもあります。
本当に様々な方法があるので、自分に合いそうな物をいくつか選んで実践してもらったら良いと思います。
睡眠の質を高める方法は別記事で詳しく紹介しているので、是非チェックしてみてくださいね。

自分に合った睡眠の質を高める方法を模索して、1割のグループの仲間入りを目指しましょう!
参考文献
今回参考にさせて頂いたのはこちらの書籍です。
英語で書かれた「night school」という書籍を、文藝春秋さんが翻訳して出版された物になります。
著者のリチャード・ワイズマンはロンドン出身の心理学者で、元マジシャンから大学で博士号を取って研究室になるという、なかなか面白い経歴を持っています。
科学的な根拠を大切にしてる印象があるので、彼の書籍はなかなか参考になって面白いですね。