あなたは実用書やビジネス書など、自分にとって役立ちそうな本を良く読みますか?
現代人は本を読まない!読書離れが進んでいる!と言われる時代ですが、たまにはビジネス書でも読んでみようかな…という人も多いと思います。
仕事に役立てる為に実用書やビジネス書を読む人も多いですが、本当に役立つ本を選ぶのってけっこう難しいですよね。
みたいに感じた事ありませんか?
こういう経験を繰り返すと、せっかくビジネス書を読んで勉強しようという気になっても、
こんな風にビジネス書を読まなくなってしまった人、多いんじゃないでしょうか。
なぜこうなってしまうかと言うと、本当に役立つビジネス書の選び方を知らない人が多いんですね。
ビジネス書って世間で評判になってても、自分の知識量や興味の向いてる方向で、アタリ・ハズレが別れちゃうんですよね。
この記事では、ビジネス書を選ぶ時にアタリ・ハズレを判別するテクニックを紹介したいと思います。
本当に役立つビジネス書を選ぶ本質を突いた方法で一生使えるテクニックなので、ぜひ読んでみてくださいね。
Contents
人気のビジネス書が自分に役立つとは限らない
- 先輩や上司から勧められたビジネス書
- ベストセラーのビジネス書
- 新刊で話題のビジネス書
- ネットで出てきたランキングに載ってるビジネス書
こんな感じで、なんとなく自分に合いそうなビジネス書を選んでませんか?
本屋に行くと、「話題の書籍!」みたいなPOPがついてるコーナーがあって、人気のビジネス書がズラッと平積みされてたりすると、「面白そう!役立ちそう!」という気がしますよね?
でも、そういうビジネス書が自分にとって役立つかと言うと、実はそうでもない事が多いんです。
世間で役立つビジネス書として評判になっているのになぜ!?と思いますが、これにはちゃんと理由があります。
この理由を知っておくと、自分に役立つ本選びができるようになるので、ぜひ知っておいてください。
役に立つか立たないかは、自分の知識量で決まる
ビジネス書が自分の役に立つか立たないか。
それは自分の持っている知識量によって決まります。
ん、どういう事?
と思われるかもしれませんが、わかりやすい例を挙げると、
中学生が、すごくわかりやすいと評判の高校生向けの参考書を読む
というような感じですね。(ちょっと極端ですが)
いくらわかりやすく書かれている人気の参考書であっても、知識量が足りていない中学生が読んだら、チンプンカンプンですよね。
下地になる知識がまだ無いので、参考書を読んでもなかなか身につかず、
なんて事になってしまう訳です。
これはビジネス書や実用書でも同じで、自分の知識や経験が備わっていないと、読んでも役に立たないんですね。
下地となる知識や経験があるか考えてビジネス書を選ぶ
このポイントをしっかり抑えると、ビジネス書選びに失敗しにくくなりますよ。
本屋でやる具体的なビジネス書の選び方
それでは本屋で行う具体的なビジネス書の選び方を紹介します。
選び方は4つの作業に別れます。
- 帯をチェックする
- 目次をチェックする
- 内容を一部チェックする
- 巻末をチェックする
これは私が実際にやってる方法なんですが、慣れればササッと1・2分でチェックできます。
ビジネス書選びに悩んでいる人は是非やってみてください。
1:帯をチェックする
まず最初の判別ポイント。
本についている帯をチェックしましょう。
本についてる帯って、内容を簡潔にまとめてあって、そのビジネス書のキモになる部分をアピールしてくれてます。
帯に書かれているキャッチコピーを見て興味が湧かなければ、ハズレ本の可能性が高いです。
また、帯の内容を見て内容が想像つかなかったり単語の意味がわからない場合も、ハズレの可能性があります。(基礎知識が足りない)
帯をサッとチェックするだけでも、ハズレ本をつかむ可能性が減りますよ。
・直感を重視しよう
帯をチェックする時は、余り時間をかけないのがポイントです。
チェックにかける時間は10秒くらいが目安。
変に色々考えちゃうと、直感力が鈍って判断をミスる事が増えます。
自分の直感を大事にしましょう。
2:目次をチェックする
帯をチェックして、役立ちそう!面白そうと感じたら、次は目次をチェックします。
目次をザーッと目で追っていくのですが、
というようにチェックしていきます。
- 内容がなんとなく想像つく
- 内容がほとんど想像つかない
この比率が50%:50%くらいに感じたら、そのビジネス書は貴方に役立つ可能性が高いですよ。
自分がすでに知っている内容が載っているビジネス書は無駄だと考えちゃう人が多いんですが、これは誤り。
知っている内容と知らない内容が混在しているビジネス書の方が、理解度が深まる事がわかっています。
その知ってる内容と知らない内容の比率は50%:50%が最適。(70%:30%~30%:70%くらいまで許容範囲)
この比率で書かれているビジネス書を読むと、知識の定着率が高いと統計でわかっているので、ぜひ覚えておいてください。
という人は、
- 自分が知ってる内容ばかり載ってるビジネス書
- 基礎知識がないと読みにくいビジネス書
こんな本を選んじゃっているケースが多いです。
これはビジネス書の帯と目次をチェックするだけでほとんど防ぐことができますよ。
・帯と目次で惹かれなかったらほぼハズレ
こう感じたビジネス書は、貴方にとってハズレ本の可能性が高いです。ベストセラーだろうが、世間で評判になってようがハズレます。
ベストセラーだからと無理して買ったりせず、違うビジネス書を買った方が役立ちますよ。
3:強調されてる部分をパラパラ読みする
帯と目次をチェックして、この本役立ちそう!と感じたら、次は簡単に内容をチェックしていきましょう。
目次の中で、自分が一番気になる章を開いて、パラパラ読みで内容を抑えていきます。
最近のビジネス書は読みやすい工夫がされてる物がほとんどで、大事な所は太字になってたり、線が引かれてたりして強調されてますよね?
その強調されてる部分を目で追っていきます。
1ページにかける時間の目安は3~5秒くらい。
単語を拾うだけでもOKなので、テンポよくページをめくっていきましょう。
ひとつの章を流し読みするだけで、そのビジネス書の内容・読みやすさを大体つかむ事ができます。
ここまでチェックして、買ってもいいかな?と感じた本は、ほぼアタリのビジネス書です。
自信を持ってレジに持っていきましょう!
4:巻末をチェックする
ハウツー本なんかを読む時は巻末をチェックするのも本選びに有効です。
なぜ巻末をチェックするかと言うと、参考文献が書かれているからです。
参考文献が多く書かれている物は、それだけ根拠があって再現性が高いという事なので、チェックしておくと良いですね。
参考文献が全く書かれていないハウツー本は、その作者の個人的な見解で書かれてる訳なので、根拠が怪しくて間違っている可能性が高まるので注意しましょう。
もちろん参考文献が少なくても、内容が良い本はあるので、参考文献が少ない=ハズレ本という訳ではないですが、指標にはなるのでチェックしてみましょう。
ビジネス書の具体的な選び方
- 帯をチェックする
- 目次をチェックする
- 内容を一部チェックする
- 巻末をチェックする
何度も出てくる内容は重要な知識だと考えよう
ビジネス書や自己啓発本を良く読む人のあるあるなんですが、以前に読んだ本と内容がかぶる事ありますよね?
みたいな。
以前に読んだ本と内容がかぶると読む意味が無いように感じますよね?
しかし、内容がかぶる事は悪いことではありません。
以前に別の本で読んだ内容が出てくるのは、それだけ当てはまる事例が多いという事なのです。
例を挙げると、偉人の成功本なんかがわかりやすいので、例にして紹介しますね。
偉人の成功談は役立たず。失敗談は超役に立つ
過去の偉人の成功本なんかをよく読む人はわかると思うのですが、過去に大きなことをやった人って、成功した理由がみんな違います。
- 元々お金持ちで、その資産を上手に使って成功した人
- たまたま知り合った人と一緒に頑張って成功した
- 何かを始めた時に、たまたま時代に合っていて成功した人
偉人の成功した理由って、生まれた環境だったり、出会いだったり、タイミングだったり、その人しか持っていない要因があるので、成功した理由を知っても役立たない(再現性が低い)んですね。
一方、失敗した体験は、実はみんな同じような理由で失敗しています。
- 取り組むべき時に全力で取り組めなかった
- 周りにいた人に影響されて無駄な時間を使ってしまった
- アイデアを形にする為のお金が無かった
成功者の失敗の理由は多々ありますが、程度の差はあっても誰にでも起きる当たり前の理由で失敗しているんです。
つまり、失敗する原因は再現性が高いんです。
こう考えると、同じような内容が出てきても無駄じゃない事がわかりますよね。
というビジネス書の選び方をしていると、いつのまにか役立つ本を見逃しているかもしれませんよ。
本の要約サービスflierを使うのもアリ
話題のビジネス書や実用書を、1冊10分で読めるように要約する、というサービス。
というニーズに応えてくれます。
flierで要約を読むとビジネス書の要点を短時間で把握できるので、
という判断ができるんです。
精度の高い試し読みって感じですね。上で紹介したビジネス書の選び方と同じ効果がありますよ。
このflierを使い始めてから、内容イマイチなハズレ本を読むことがほぼ無くなったので、ビジネス書選びに悩んでいる人にはオススメです。
ビジネス書選びに悩んでいる人は検討の価値アリなサービスです。

大切なのは、求める知識がわかりやすく頭に入ってくるか
ビジネス書の選び方で大切なのは、
- 自分が身に着けたい知識が書かれている
- わかりやすく頭に入ってくる(スラスラ読める)
この2つの条件を満たしている事が条件です。
帯・目次・内容をチェックするのは、この2つの条件を満たしているか選別している訳です。
この選別作業を行うだけで、ハズレのビジネス書をほとんど買うことがなくなるので、ビジネス書の選び方に悩んでいる人は、是非やってみてくださいね。
慣れれば1冊1~2分で、アタリ・ハズレをチェックできるようになりますよ!
まとめ
人気の本が自分に役立つとは限らないので注意
役に立つかは自分の知識や経験に左右される
役立つ実用書やビジネス書の具体的な選び方
- 帯をチェックする
- 目次をチェックする
- 内容を一部チェックする
- 巻末をチェックする
帯と目次で興味が湧かない本はほぼハズレ
知ってる事50%:知らないこと50%の比率が理解しやすい
本の要約サービスflierを使うとビジネス書選びに失敗しにくくなるよ
自分に合った本がなかなか見つからない人は、この選び方を実践してみてくださいね。
以上です!この記事が貴方の参考になれば嬉しいです。