家計簿の項目の分類ってなかなか難しいですよね。
細かすぎると管理の手間が増えて大変だし、大雑把すぎると改善するポイントが分からなくなったりします。
家計簿は節約するポイントがわかりやすくなって、家計管理に非常に便利なツールですが、
・項目の分け方がよくわからない
・正しい方法がわからなくて始められない
といった相談をよく受けます。
なので、今回は家計簿の管理しやすい項目の分け方を紹介したいと思います。
家計簿の管理は人によって合う合わないがあるので、これが正解!完璧!と言う訳ではないですが、項目の分け方に悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
家計簿の項目の分け方のポイント
家計簿の項目の分け方の大きなポイントは2つ。
・項目を細かく分けすぎない事
・完璧さを求めない!ざっくりでも大丈夫
項目を細かく分けすぎると、分類する時に手間がかかったり、分析の時に逆にわかりにくくなる事も。家計簿は完璧にキッチリ分けなくて大丈夫。
家計簿の目的は、無駄な出費がどこにあって、削減するべき出費を浮き彫りにする事です。完璧さを求めず、できる範囲で項目分けを行いましょう。
家計簿の項目の分け方、具体例
それでは項目の分け方の具体例を紹介したいと思います。まず「収入の部」と「支出の部」に分けて、それぞれチェックしていきましょう。
・収入の部
[table id=12 /]収入の部はこのくらいで簡単に分けておけばOK。
税金控除の所で、ふるさと納税で節税したいなら、「所得税」と「住民税」の金額を分けて管理しておくと便利ですよ!(ふるさと納税は2015年から確定申告なしでサラリーマンでも簡単にできるようになったので、超オススメです!)
https://eastgate12.com/furusato-nouzei-sikumi-20151217
・支出の部
支出の部は固定費と変動費に分けておくと、わかりやすいです。(面倒なら分けずに一括管理でもOKです)
・固定費
[table id=13 /]固定費は毎月かかる金額の変動が少ない物、と考えればOKです。
固定費の削減は、大きな節約につながりやすいので、見直しができそうな項目は家庭内で相談してしっかり見直しましょう。
・変動費
[table id=14 /]分類がわかりにくい費用はその他に含めてOKです。
実際に家計簿をつけてみて、その他の金額があまりに多くて改善点が見つけにくいなら、そこから細分化を考えてみましょう。
家計簿の項目の分け方で悩む具体例
家計簿の項目で、どこに入れるべきか悩みやすい質問をまとめてみました。
・外食費は食費?娯楽費?どっち?
どちらでもOKです!飲み会などが多い場合は娯楽費の方が管理しやすいかも。
・子供の給食費はどうすれば?
これも食費、学習代のどちらでもOKです。
・遊びに行くときの交通費は?娯楽費?その他?
娯楽費かその他ですが、どちらでもOKです。
分け方を悩んだ時は管理しやすそうな方を選ぼう。
項目の分け方で悩んだ時は、自分が管理しやすそうな項目を選べばOKです。
ポイントは、一度分けたら同じ項目を使い続けましょう!
前回の外食は食費、今回の外食は娯楽費、という風に分けてしまうと、項目ごとの金額のチェックがやりにくくなります。
まずは一つの項目に統一して、管理しにくいな、と思ったら月の変わり目で変更するようにしましょう!(忘れないように変えたタイミングでメモ書きをしておくと良いですね)
まずは続けることが大切!
家計簿の項目分けで悩む人が多いですが、こう言ってはなんですが、項目分けは割と適当でも問題ありません。
それよりも家計簿を一日でも早く始めて継続するほうがよほど大切です。
家計簿は続けることで改善すべきポイントがわかったり、節約した効果が見えてきます。
なので最初から完璧を求めるよりは、ある程度の分類でまずは続けることを意識しましょう。
面倒になって家計簿をやめてしまうのが一番ダメなので、最初はゲーム感覚で気楽にスタートしてみましょうね!
まとめ
- 家計簿の項目は細かく分けすぎない
- 収入、固定費、変動費に分けて5項目ずつ程度で管理しよう
- 項目の分け方は完璧じゃなくても問題ない
- 分け方よりも家計簿を継続して続けること大切!
家計簿の項目の分け方は気負いすぎずに、シンプルに考えましょう!