とにかく給料を上げろー!
SNS界隈で、こんな叫びを良く目にします。
ニュースなどで景気が上向いてる、なんて言われていますが、給料が上がらないと全然実感しませんよね。
とは言っても、給料を上げろー!と叫んだところで給料は上がらない…
今の収入でなんとかやりくりして生活しなければいけません。
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]収入が大して増えなくて将来が不安だなあ。もう少し余裕があればいいんだけど…[/chat]漠然とした不安を抱えながら生活している人、とっても多いです。
家計を楽にするには、収入を増やすか、上手に節約して支出を減らすか…
でも収入はなかなか増えない…
そうなると、支出を減らすしかありませんよね。
[chat face=”wface1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]家計のムダを省いて節約して、少しでもお金の不安を減らしたい。具体的にどうすればいいのかな…?[/chat]この記事では、家計のホームドクターと言われるファイナンシャルプランナーの資格を持つ管理人が、
家計の具体的な見直し方や、
節約のポイントを、
詳しく紹介したいと思います。
家計の見直しで抑えて欲しいポイントは次の4つ。
- 家計簿を付けて今の状態をチェックしよう
- 固定費を見直そう
- 貯蓄する目的、金額を明確にしよう
家計を見直したい!上手に節約したい!という人は、このポイントを抑えるようにしましょうね。
1:まずは家計を数字でチェックしよう
家計の見直しを始めるには、我が家の家計が現状どうなっているかを把握する必要があります。
今の状態がわからなければ、家計のどこに無駄が潜んでいるかわからず、改善すべきポイントがわかりません。
まずは我が家の家計がどうなっているか、詳しくチェックする所から始めましょう。
家計の見直しの為には、やはり家計簿が大切
家計をチェックする為には、家計簿をつける必要があります。
家計簿と聞くと、
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]ええ~、面倒くさいなあ…[/chat]という人も多いです。
しかし家計簿は家計戦略を立てるのに大切な資料。
いわば航海士が持つ航海図と同じ役割を果たします。
面倒くさいなあ…と思っても、上手に節約して家計を見直す際には必須なので、頑張って始めてみましょう!
家計簿の詳しいつけ方は別記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
家計簿というと細かい数字がびっしり詰まってるので、
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]数字の羅列を見るだけでもうイヤ![/chat]ってなっちゃう女性、多いですけど大丈夫!
家計簿に慣れていない人は、まずはザックリ傾向をつかむだけでOKです。
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]外食費がちょっとかさんでるなあ…こうして見るとコンビニの無駄な買い物が意外と多いんだな…[/chat]
こんな風に改善ポイントをチェックできるだけでいいんです。
会社の経理とは違うので、
1円単位で合わせないといけない…
そんな必要はありません。
気楽に考えましょう。
そうは言っても、どうやっても家計簿が続かない!
そんな人の為に、家計簿を習慣にする為のポイントを別記事で紹介しています。
[chat face=”suitw2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]過去に家計簿をつけていたけど、1ヶ月でやめちゃった… [/chat]というそこの貴女!
これを機会に是非もう一度、家計簿にチャレンジしてみてくださいね。
https://eastgate12.com/kantan-kakeibojutu-20170103
2:家計簿で見直すべき項目をチェックしよう
家計簿の習慣がない人は、まずは1ヶ月だけでもいいので、家計簿をつけてみましょう。
家計簿を1ヶ月単位でつけたら、家計で見直すべきポイントをチェックします。
見直すポイントは大きく2つ。
- 固定費を見直してみよう
- 消費・節約・貯蓄の比率を意識しよう
大まかにこの2つをチェックするだけで、家計がグッと楽になった、というケースも多いんですよ。
家計を見直す時は、この2つのポイントを抑えておきましょう。
固定費を見直してみよう
固定費というのは、家計の中で定期的に支払わなければいけない費用の事です。
具体的には、
家賃・光熱費・通信費・教育費・保険料
などが固定費になります。
固定費の合計額=毎月自動的に出ていくお金
なので、この固定費を抑えた分だけ毎月貯金が増える訳です。
毎月の固定費で5,000円節約する事ができれば、年間で60,000円お金が残る事になります。
固定費を見直すだけで、何もしなくても5年で30万貯まりる訳です。なかなか大きいですよね。
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]iphone欲しいけど、スマホ代が高いからちょっと見直してみようかな…?[/chat]
という感じで、家計簿を見ながら固定費を見直して上手に節約しましょう。
固定費を見直す事ができれば効果はとても大きい
ので、節約できる所が無いか、目を皿のようにしてチェックしてみましょう。
消費・節約・貯蓄の比率を意識しよう
次にチェックしたいのが、家計の消費・節約・貯蓄の比率です。
家計簿でチェックした出費を、3つの分類に分けます。
- 消費…食費や家賃など生活に必要なもの
- 浪費…嗜好品など生活に必要のない物、過度な買い物など
- 貯蓄…貯金などの資産(投信なども含む)
この3つの中で浪費の割合が高い家庭は、どうしてもお金が貯まりにくいです。
家計の中で浪費に当たる支出が多くないか、しっかり抑えておきましょう。
・理想の割合は70%・5%・25%
消費:浪費:貯蓄のバランスは家庭によってマチマチです。
「67%・3%・30%」という家庭もあれば、「75%・15%・10%」という家庭も。
家計を見直す時は、まずは消費:浪費:貯蓄のバランスを「70%・5%・25%」に近づけてみましょう。
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]貯蓄の割合が多ければ多いほど良いのでは?[/chat]
と思うかもしれません。でも、
将来に備える為に必死に切り詰めて生活する
って、つまんないんですよね…
ストレスもたまるしね…
統計的に実現しやすい値が「70%・5%・25%」と言われているので、この比率を目安に家計を見直してみましょう。
収入の25%の貯蓄であれば、そこまで無理して切り詰めなくても実現しやすいので、まずは収入の25%を貯蓄に回す事を意識します。
- 浪費が多ければカットする
- 消費の中で無駄使いをしてないか見直す
この順番で見直すのがオススメです。
家計を見直す時、いくら貯蓄したいかを考えよう
家計を見直ししよう!と思って、ただ出費を抑える事だけを考えると、
[chat face=”suitw2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]家計を見直すって言っても、どのくらい節約すればいいんだ…?[/chat]ってなりますよね。
目標額を決めず、ただ節約して貯金を増やすぞ!ってだけだと、
[chat face=”wface2.png” name=”” align=”left” style=”type1″]このままで将来やっていけるのかなあ。貯金はしっかりできてるけど、給料は増えないし…食費は余り減らしたくないんだけど、切り詰めないとだめかなあ。スマホも流行りのSIMフリーに変えるべきか…あー、でもiphone使いたい…[/chat]
こんな風に節約の事だけを考えてしまってストレスMAX!
反動で衝動買いしちゃう、なんて事もあるんですよね。
これを防ぐ為には、ただ節約する!と考えるのではなく、
何の目的で、いくら貯蓄するか
を考えるのが大切です。
[chat face=”wface1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]子供が生まれた時の為に、毎月の貯金をもう少し増やしたいなあ。今は毎月6万貯金してるけど、なんとか8万貯金できるように家計を見直してみよう。[/chat]
例えばこんな感じですね。
この考え方であれば、家計を見直して節約する目標額がはっきりします。
[chat face=”wface1.png” name=”” align=”left” style=”type1″]毎月の貯金を2万増やすなら、食費をもうちょっとやり繰りして、コンビニの無駄な買い物を減らせばなんとかできそうかな…
旦那と相談して、しばらくこれで頑張ってみよう![/chat]
こんな風に、見直すポイントが絞りやすくなりますよ。
- いくら貯蓄するか明確にする
- どの部分を節約するかを考える
この2つを明確にしておきましょう。
家計の具体的な見直し方法まとめ
ここまで長々と読んでいただいてありがとうございました。簡単に今回紹介した内容をおさらいしておきます。
★実は簡単!家計を見直す具体的なポイントまとめ
1:家計簿をつけて実際の数字を把握しよう!
- 家計簿は航海士が持つ航海図と同じ
- どこで無駄使いしてるかハッキリする
- 傾向をつかめればOKなので、ザックリでOK!
- 考えすぎず、気楽に家計簿を始めてみよう
2:家計を見直す時は、いくら貯蓄したいか考えよう
- 無駄な固定費がないかチェックしよう
- 消費:浪費:貯蓄の比率を意識しよう
- 70%:5%:25%の比率に近づけよう
以上です。この記事が家計見直しの参考になったならとても嬉しいです。