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個人事業主向け!税理士が教えるオススメ節税テクニック、ベスト10

確定申告節税テクニック

今年も確定申告の時期がやってきましたね。

貯まりに貯まった領収書の整理に追われて、頭を抱えている人も多いんじゃないでしょうか。

確定申告と言えば税金を確定させる作業ですが、できるだけ税金を払いたくない!と誰もが思うもの。

でも効果的な節税方法を知らないと、税額を少なくする事は難しいですよね。

そんな貴方の為に、個人事業主向けの節税テクニックベスト10を紹介します。

 

このテクニックは公認会計士・税理士で「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」の著者である、公認会計士の山田真哉先生のyoutubeチャンネルで紹介されていた物を、より詳しく紹介したものです。

⇒山田先生のYoutubeチャンネルはこちら

なかなか面白いチャンネルなので、確定申告や節税に興味のある方はぜひチャンネル登録しましょう!。(ダイマ)

それでは早速、節税テクニックを見ていきましょう。

 

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節税テクニック第10位:エンジェル税制

確定申告節税テクニックエンジェル税制は愛称で、正確には「ベンチャー投資促進税制」と言う名称の物です。

内容を簡単に紹介すると、

創業して間もない小さな企業に投資してくれれば、その分所得税をお安くしますよ~

と言う制度。

 

年収500万円の人で、エンジェル税制対象の企業に100万円投資した場合、およそ20万円の節税効果が期待できます。

節税効果のかなり高い税制なので、ぜひ利用したい所なのですが、実はエンジェル税制には大きな問題があります。

それはエンジェル税制の対象となる企業にほとんど投資できない事。

 

エンジェル税制の対象となる会社は創業間もないので、上場している訳も無く、非公開株なケースがほとんどなので、そもそも株を買ったりできないんですね。

うーん、微妙すぎる…利用できれば節税額としては大きいんですけどね…

もしエンジェル税制を利用できる機会があれば、前向きに検討してみましょう。

今後の制度拡充に期待な節税方法です。

 

※詳細を知りたい方は経産省のパンフレットが、要点がまとまっててわかりやすいですよ。

※参考リンク
経済産業省 ベンチャー投資促進税制
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/chiiki/angel/pdf/angeltax_panf1.pdf

 

節税テクニック第9位:経営セーフティ共済

経営セーフティ共済は簡単に言うと、取引先などが倒産してお金がもらえなくなった時に備える保険のようなものです。(正式名は中小企業倒産防止共済)

経営セーフティ共済に毎月掛金を支払っておく事で、いざ取引先からお金を回収できなくなったとしても、無条件でお金を借りる事ができます。

毎月5,000円とか10,000円とか掛金を支払った分は経費にできるので、節税につながると言う訳ですね。

年間で、合計96万円まで経費にする事ができます。

 

解約しても40ヶ月以上の加入で全額戻ってくる

経営セーフティ共済は自己都合で解約する事が可能です。

でもこういうのって、自己都合解約したら目減りして帰ってくるんでしょ?

と思うかもしれませんが、経営セーフティ共済の場合は40ヶ月以上加入していれば、これまでの掛け金が全額戻ってきます。

経営セーフティ共済は、収入が途絶える万が一のリスクを無くしつつも上手に将来に備える事ができる制度。

興味がある人は一度検討してみましょう。

※参考リンク
中小機構 経営セーフティ共済
http://www.smrj.go.jp/kyosai/tkyosai/about/features/index.html

 

節税テクニック第8位:過去の国民年金

確定申告節税テクニック過去に未払の国民年金保険料も、後から払う事で保険料控除の対象になります。

でも年金って普通に毎月払ってる人がほとんどなのでは?

と思うかもしれませんが、年金の未払がある人は一定数いらっしゃいます。

良くあるパターンが、お金の無い大学生時代に学生納付特例制度を使って、国民年金を納付していなかった人。

10年以内であれば、学生時代に年金を払わなかった分を後から払う事ができます。

 

過去に未払いの国民年金がある人は、タイミングを見計らって追納すれば、大きな節税につながりますよ。

 

節税テクニック第7位:家族スタッフ化

青色申告している個人事業主ができる節税テクニックとして、家族をスタッフにする方法があります。

簡単に言うと、家族に仕事を手伝ってもらってお給料を支払う訳ですね。

青色申告者は、従業員への支払は全額経費にする事ができます。

 

例えば、専業主婦の奥さんに仕事を手伝ってもらって、年間100万円の給与を支払ったとします。

この100万円は全額経費にできるので、仮に税率が30%だとしたら、30万円税金を払わないで済むわけです。

かなりの節税になりますよね。

家族スタッフ化ができそうな人は、ぜひ一度検討してみましょう。

 

節税テクニック第6位:医療費控除

確定申告節税テクニック医療費控除とは、簡単に言うと治療目的で使ったお金(10万円以上)に応じて、税金を安くしてくれる制度。

今年、入院されたんですね。医療費が随分かかって大変だったでしょう。今年の税金はちょっとお安くしますね~。

こんな風に、国の思いやりで税金が安くなる、みたいな感じですね。

病院での支払いだけでなく、通院にかかった交通費なんかも対象となります。

病院を利用する頻度が高い人は、医療費控除がどういうものか、↓の記事で勉強しておきましょう!

医療費控除の制度や条件まとめ。申請方法はどうするの?医療費控除という単語を聞くことがあるかと思いますが、医療費控除の申請はされてますか?(そもそも控除って何?という人は控除について知ってお...

 

薬局で買える薬で節税?セルフメディケーション税制

医療費控除に似た節税方法で、セルフメディケーション税制があります。

医療費控除を使うまではいかないけど、医薬品を良く使う人っていますよね?薬局で定期的に薬を買ったりしている人。

そういう人の負担を少しでも減らした方が良いのでは?と考えられて作られたのがセルフメディケーション税制です。

 

薬局で良く薬を購入する人は、節税できるチャンスなので勉強しておきましょう。

確定申告節税テクニック
医療費控除?セルフメディケーション税制をわかりやすく解説するよ2017年から始まったセルフメディケーション税制をご存知ですか? 1年間で購入した一般用医薬品の費用に応じて税金を安くするよ!とい...

 

医療費控除とセルフメディケーション税制はどっちがお得?

医療費控除とセルフメディケーション税制、どちらが得かは対象の金額によって変わります。

あくまで大ざっぱな目安ですが、

  • 10万円以下:セルフメディケーション税制
  • 10万円~18万円程度:セルフメディケーション税制対象額で変動
  • 18万円以上:医療費控除

というイメージで良いかと思います。

ちなみに医療費控除とセルフメディケーション税制は、残念ながらどちらかしか使う事ができません。

  • 医療費控除で節税→セルフメディケーション税制は使えない
  • セルフメディケーション税制で節税→医療費控除は使えない

なので、覚えておきましょう。

 

節税テクニック第5位:ideco

最近流行りのidecoも、効果的な節税テクニックです。

idecoの正式名称は「個人型確定拠出年金」と言い、国民年金や厚生年金とは別で、個人で加入する事ができる年金の事です。

普通の年金と同じで、毎月定額を掛ける形になるのですが、その掛け金を全額経費にする事ができるので、節税効果は大きいです。

ただ、60歳までは解約する事ができないので要注意。

全額経費にできるなら、毎月上限額ギリギリまでいったるでえ!

みたいな事をやっちゃうと、毎月の収支が赤字になるケースもあるので気をつけましょう。(掛金額は変更可能ですが)

 

節税テクニック第4位:小規模企業共済

確定申告節税テクニック小規模企業共済は簡単に言うと、小さな会社の役員や自営業の人が、節税しながら退職金として積み立てていく事のできる制度です。

毎月1,000円~70,000円まで掛金として納付するのですが、年収500万円の人が、月額掛金3万円で加入すれば、年間でおよそ11万円の節税になります。

毎年継続的にこの節税ができるので、効果は非常に大きいです。

もし月額掛金7万円の場合、毎年25万円ほどの節税になったりするので、かなり大きいですよね。

退職金が無い個人事業主だからこそ、小規模企業共済を利用して、節税しながら上手に退職金を積み立てていきましょう。

 

節税テクニック第3位:経費を増やす

当たり前の話ですが、経費を増やすのも効果が高い節税テクニックです。

経費が増えれば増えた分だけ所得が少なくなるので、それに応じて税金も下がると言う仕組みですね。

事業に使う物であれば基本的に経費にできるので、節税につながる使い方が無いか検討してみましょう。

 

経費を増やすには、ちょっとお高めな消耗品が狙い目

節税の為に経費を増やすなら、ちょっとお高めな消耗品が狙い目です。

例を挙げると、私は自宅のデスクで座り仕事をする事も多いので、疲労軽減を考え、高価な椅子を買って経費を増やしたことがあります。

ちなみに購入したのはオカムラのコンテッサと言うビジネスチェア。

 

普通に買うにはなかなか手が出にくいお値段…!

ですが、経費を増やして節税すると言う事を考えれば、選択肢に入れるのは全然アリですよ。

今は10万円を超えても30万円までなら資産じゃなく、経費扱いにできるので、快適な作業環境の為に投資して経費を増やすのは検討の価値アリです。

あとは、パソコンやタブレットなんかも事業に使うのであれば経費にできるので、一度検討してみましょう。

 

節税できるからと言って必要ない経費を増やすのに注意

経費を増やせば単純に節税につながりますが、必要のない経費には要注意。

経費と言っても、当然お金は出ていく訳なので、経費を増やせば増やすほど、出費額がかさんでいく事になります。

必要な経費であれば良いのですが、特に必要ないのに経費を増やすのは、納税額以上に出費が増えて本末転倒なので注意しましょう。

 

節税テクニック第2位:ふるさと納税

確定申告節税テクニックふるさと納税は、何もしなくても持っていかれる税金でお米やお肉・カニなど様々な返礼品が貰えるので非常にお得。

特に年収が多い人ほど、ふるさと納税に使える金額が多いので、ふるさと納税をやっていない人はぜひ利用しましょう。

 

誰でもわかる!ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税はお得って良く聞くけど、イマイチよくわからないんだよね…

という人の為に、ふるさと納税を、ものすごく簡単にかいつまんで説明してみましょう。

貴方が納めている住民税ありますよね?住んでいる(住民票のある)自治体に納める税金の事です。

住民税を違う自治体に払ってもOKですよ~、住民税を納めた事にしますよ~

と言うのがふるさと納税です。

何もしなかったらただ住民税を払うだけですが、

どうせ税金を払うなら、ふるさと納税してお礼の品をもらった方がお得だなあ

と言う訳で、みんなこぞってふるさと納税しているんですね。

 

ふるさと納税に使える金額はどのくらい?

ふるさと納税に使える金額は、年収や家族構成によって変わります。

別記事で詳しく解説していますので、気になる人は合わせてチェックしてみてください。

ふるさと納税の仕組み、超簡単に誰でもわかるように解説!最近よく耳にする「ふるさと納税」という制度、貴方はご存知ですか? というイメージで、気になっているけど利用してない、という...

 

※2019年3月まで 泉佐野市のキャンペーンがすごい
ふるさと納税界隈でお騒がせな自治体である泉佐野市が、2019年3月までふるさと納税額の2割をAmazonギフト券でプレゼントと言うキャンペーンを開催中です。
締め切りが迫っているので、気になる人は早めにチェックしておきましょう。

⇒泉佐野市 ふるさと納税サイト「さのちょく」

 

節税テクニック第1位:青色申告

節税テクニックの第1位は、65万円の控除が受けられる青色申告です。

税率が30%だとしたら、65万円×30%で195,000円もの節税効果が期待できる訳です。

申告方法を青色申告にするだけで20万円も税金払わなくていいのは、メチャクチャ大きいですよね。

青色申告なんとなく大変そう…と言う理由で青色申告をやってない人は、本当に損をしてしまってます。

白色申告してる人は、ぜひチャレンジしましょう!

 

会計ソフトを使えば青色申告も楽々!

でも、青色申告って難しいんでしょう?

と思うかもしれませんが、今は会計ソフトが進歩しているので、実は青色申告でもそんなに難しくありません。

銀行の入出金やクレジットカードの履歴を取り込んで、自動で伝票におこしてくれたりするので、簿記3級程度の知識があれば、誰でも簡単に青色申告ができますよ。

白色申告で確定申告している人は、これを機会に青色申告をスタートしてみましょう。

 

会計ソフトは「やよい」か「freee」を使えば間違いなし

青色申告の会計ソフトは次の2つの内、どちらかを使っておけば間違いありません。

やよいの青色申告オンラインは、会計ソフトでの先駆者とも言える「弥生会計」の個人事業主向けとも言えるソフトで、サポートも手厚く信頼性が高いです。(ツイッターでちょっと疑問点呟いただけで、回答が来た事もあります)

 

クラウド会計ソフトfreeeは、使いやすいと評判で大人気になっている会計ソフト。

正直な所、どちらも甲乙つけがたいので、どちらを使っても良いですね。

私はずっと弥生会計を使ってきたので、「やよいの青色申告オンライン」が個人的にはオススメですが、できる事はどちらもほとんど変わりません。

 

決められないようであれば、どちらもお試しで使えるので、両方触ってみて使いやすそうな方を採用する形でも良いですね。

余り迷い過ぎずに、気楽に試してみましょう!

 

個人事業主向け!節税テクニックベスト10 まとめ

第10位:エンジェル税制

第9位:経営セーフティ共済

第8位:過去の国民年金
未払の国民年金を遡って支払った分も節税できる。(10年前まで)

第7位:家族スタッフ化
家族をスタッフ化して給与を支払う事で節税できる。
専業主婦の奥さんをスタッフ化すれば特に効果的。

第6位:医療費控除
入院などで医療費がかさんだ年に利用しよう。
薬局で良く薬を買う人は、セルフメディケーション税制も抑えておこう。

第5位:ideco
個人で入る年金。毎月の掛金を経費にできる。

第4位:小規模企業共済
退職金代わりの積立制度。掛金を全額経費にできる。

第3位:経費を増やす
ちょっとお高めの消耗品などの購入を考えてみよう
パソコン・タブレット・OAチェアあたりがオススメ

第2位:ふるさと納税
どうせ支払う税金でお得な返礼品が貰える
通販感覚で節税できるのでオススメ

第1位:青色申告
青色申告の控除65万円は節税としては余りにデカイ。
会計ソフトを使えば青色申告は難しくない。ぜひチャレンジしよう。

このどちらかを使っておけば間違いない。

なんとなく青色申告が難しそうで白色申告してしまってる人は、本当に損してますよ!

これを機会に会計ソフトを取り入れて、青色申告にチャレンジしてみましょう。

 

※参考リンク
⇒山田先生のYoutubeチャンネル

 

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アキ
読書とフットサルが好きなファイナンシャルプランナー。 お金を増やす為のポイント、将来の経済的不安を解消する具体的な方法など、一生役立つマネー知識をブログで発信しています。 ⇛お金を増やして将来の不安を解消する具体的な方法
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