良く医療費控除って聞くけどどういう物?控除の条件は?

医療費控除条件医療費控除という単語を聞くことがあるかと思いますが、医療費控除の申請はされてますか?(そもそも控除って何ぞや?という人はこちらの記事で)

病院を多く利用した年などは医療費控除でけっこう節税できたりします。

確定申告が必要になりますが、医療費の支払いが多い時は控除申請してみましょう。




そもそも医療費控除ってどういう物?

医療費控除条件医療費控除は、

「去年は医療費が随分かかって大変だったでしょう。去年の税金はちょっとお安くしますね~」

という物ですね。所得控除の一つになります。

出産に関わる費用なんかも控除の対象になりますので、予定がある人はチェックしておきましょう。

 

医療費控除を受けるための条件は?

医療費控除条件医療費控除の条件は大きく分けて3つあります。

 

1:医療費控除は納税者単位で申請する

医療費控除は本人だけでなく、いわゆる扶養親族(生計を共にする親族)の分も合わせて申請することが可能です。

共働きで扶養に入っていない場合は、夫婦それぞれが医療費控除を申請する必要があります。

 

2:医療費の種類によって控除できるかが決まっている

医療費控除は治療内容によって控除可能か決められています。

種類は結構多いので、代表的な物を紹介すると、簡単に言うと、

・入院、通院、治療、検査などに関わる費用
・出産に関わる費用
・歯科治療に関わる費用
・医薬品

というような出費になります。

通院の際の交通費や、入院時の食事代なども医療費控除の対象に含まれます。また、病気や怪我の治療に必要な物を薬局で購入した、というのも医療費控除の対象になります。

 

ポイントは、予防に関わる出費は医療費控除の対象外、という所です。覚えておきましょう。詳細は国税庁のホームページで確認できます。

 参考リンク:医療費控除の対象となる医療費

 

3:1年間で支払った医療費が10万円以上

医療費控除の計算は下記の式で求められます。

医療費控除額=年間で支払った医療費ー保険金などで補填される額ー10万円

 

年間の合計所得が200万円未満の場合は、下記の計算式に変わります。

医療費控除額=年間で支払った医療費ー保険金などで補填される額ー所得額✕5%

 

医療費控除をするとどのくらい節約になるの?

医療費控除条件具体的に医療費控除がどのくらいの節約になるか例を出してみましょう。

 

例)年収500万円のサラリーマン(扶養に入っている奥さんアリ)、医療費の支払が35万円(保険金補填額5万円)だった場合

医療費控除額=35万円-5万円-10万円=20万円

となり所得控除が20万円増えます。

年収500万の場合、ほかの所得控除がよほどなければ所得税率20%なので、

20万円✕20%=4万円

この例の場合だと、4万円税金を収めずに良くなる、という事ですね。

 

医療費控除の申請に必要な書類は?

医療費控除条件医療費控除の申請には確定申告書に添えて、下記の書類3点が必要になります。

・領収書原本
・源泉徴収票
・その他支払明細書

その他支払明細書というのは、電車での移動費用など領収書の受取が難しい出費に関してまとめた明細書です。

明細書は自分で作成する必要があり、行き先・目的・金額・人数、などを記載しておきます。明細書はフォームがあり、国税庁の公式サイトからダウンロードできます。

 

医療費控除には確定申告が必要

医療費控除条件医療費控除の申請には確定申告が必要になります。

確定申告といえば大変なイメージがあって、自営業者は経費や資産の管理など大変ですが、実は控除の申請だけなら大した手間はかかりません。

実際にやってみると意外と簡単なので、是非一度チャレンジして欲しいと思います。

申告方法に関しては別記事にまとめてみました。

医療費控除の申請方法ってどうやるの?必要書類ダウンロードできる?
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医療費がかさんでしまった年は、医療費控除で税負担が少なくなるので、使える制度はしっかり利用しましょうね!

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